高齢者の免許返納は本当に必要なのか?
<「薬のせい」では都合が悪いか?広末涼子の絶叫錯乱劇を斬る
予想通りと言おうか。広末涼子さんは何もなかったかのように釈放された。
警察は今のところ一切薬物には触れていない。確かに違法薬物も睡眠剤も検査で検出されなかったのだろうが、まだまだ風邪薬とかアレルギー薬など、運転禁止薬は飲んでいた可能性は高い。(という証言があるようだ)
広末さんの事務所は、精神的に不安定で医者にかかっているという風なことで説明している。また暴行の被害者との示談も成立したようだ。
私には、裏になんらかの力が働いているという気がしてならない。
一般の市販薬(アレルギー剤、かぜ薬)が運転禁止薬に指定されているからといって、それで意識障害を起こして、危険運転致死傷罪が適応されるとすれば、前代未聞の話だ。もちろん、処方薬の運転禁止薬で同じような事故を起こしても、そういうことになるだろう。
ただ、警察はそれに熱心でないと私は見ている。
実際、前警察庁長官も薬局チェーンの顧問に天下っている。
池袋の事故でも福島の事故でも、ふだん安全運転の人が暴走したのだから、意識障害が疑わしいが、警察はその線では一切調査や捜査をせず、年齢のせいで片づけてしまった。そのおかげか警察幹部は薬関係の天下りが多いと聞いている。
「なぜ広末涼子の危険運転が許され高齢ドライバーばかり叩かれるのか?警察・製薬・マスコミ癒着の構造」と題する和田秀樹(精神科医)氏の論評がある。ぜひ、一読して頂きたい。それは免許返納した高齢者は高確率で6年以内に要介護状態になっていく、という。
予想通りと言おうか。広末涼子さんは何もなかったかのように釈放された。
警察は今のところ一切薬物には触れていない。確かに違法薬物も睡眠剤も検査で検出されなかったのだろうが、まだまだ風邪薬とかアレルギー薬など、運転禁止薬は飲んでいた可能性は高い。(という証言があるようだ)
広末さんの事務所は、精神的に不安定で医者にかかっているという風なことで説明している。また暴行の被害者との示談も成立したようだ。
私には、裏になんらかの力が働いているという気がしてならない。
一般の市販薬(アレルギー剤、かぜ薬)が運転禁止薬に指定されているからといって、それで意識障害を起こして、危険運転致死傷罪が適応されるとすれば、前代未聞の話だ。もちろん、処方薬の運転禁止薬で同じような事故を起こしても、そういうことになるだろう。
ただ、警察はそれに熱心でないと私は見ている。
実際、前警察庁長官も薬局チェーンの顧問に天下っている。
池袋の事故でも福島の事故でも、ふだん安全運転の人が暴走したのだから、意識障害が疑わしいが、警察はその線では一切調査や捜査をせず、年齢のせいで片づけてしまった。そのおかげか警察幹部は薬関係の天下りが多いと聞いている。
日本で隠蔽され続ける「薬害による交通事故」
そしてそれ以上に問題なのはテレビ局だ。
池袋の事故でも福島の事故でも、意識障害についての疑いを語るコメンテーターを一切排除し、被害者を利用して「こんな高齢なのに運転するのは許せない」と言わせ続けた。
被害者の方は気の毒だが、事故原因については専門家でない。彼らが事故原因を歳のせいだと決めつける資格がないのは明らかだ。
女性の運転する自動車で自分の子どもが死んでしまった被害者が「女のくせに運転するな」「女は危険だから運転するな」と感情的に論じたら、どこのテレビ局が報じるだろうか?同性愛者や外国人に子どもがはねられた時だって同様だろう。
でも、高齢者のときだけはそれが許される。そして、善良な人は免許を返納して6年後には要介護状態になっていく。
今回も、薬の危険性や運転禁止薬のことを世の中の人に知ってもらうチャンスだったのに、テレビ局は一時的に、警察が発表するだろうと考え、風邪薬やアレルギー薬を飲んでいたことを報じたが、警察が発表しないので、まったく無視することになった。
広末さんが薬を飲んでいることについては、危険運転致死傷の可能性があるので弁護士が言わないことにさせたのかもしれないが、広告代理店が動いて、「今後のタレント生命のことを考えたら、薬のせいでなく心の病のせいにしてくれたら悪いようにしない」という話になったのではないかと疑っている。
それで事務所も本人の心の病の問題として発表した。
日本では薬害による交通事故はかくして隠蔽され続ける。
そして高齢者の事故については年齢のせいにされ、高齢者以外の事故については、どんなに不自然なものであっても報じない形で対応される>(以上「現代ビジネス」より引用)
そしてそれ以上に問題なのはテレビ局だ。
池袋の事故でも福島の事故でも、意識障害についての疑いを語るコメンテーターを一切排除し、被害者を利用して「こんな高齢なのに運転するのは許せない」と言わせ続けた。
被害者の方は気の毒だが、事故原因については専門家でない。彼らが事故原因を歳のせいだと決めつける資格がないのは明らかだ。
女性の運転する自動車で自分の子どもが死んでしまった被害者が「女のくせに運転するな」「女は危険だから運転するな」と感情的に論じたら、どこのテレビ局が報じるだろうか?同性愛者や外国人に子どもがはねられた時だって同様だろう。
でも、高齢者のときだけはそれが許される。そして、善良な人は免許を返納して6年後には要介護状態になっていく。
今回も、薬の危険性や運転禁止薬のことを世の中の人に知ってもらうチャンスだったのに、テレビ局は一時的に、警察が発表するだろうと考え、風邪薬やアレルギー薬を飲んでいたことを報じたが、警察が発表しないので、まったく無視することになった。
広末さんが薬を飲んでいることについては、危険運転致死傷の可能性があるので弁護士が言わないことにさせたのかもしれないが、広告代理店が動いて、「今後のタレント生命のことを考えたら、薬のせいでなく心の病のせいにしてくれたら悪いようにしない」という話になったのではないかと疑っている。
それで事務所も本人の心の病の問題として発表した。
日本では薬害による交通事故はかくして隠蔽され続ける。
そして高齢者の事故については年齢のせいにされ、高齢者以外の事故については、どんなに不自然なものであっても報じない形で対応される>(以上「現代ビジネス」より引用)
高齢者だから仕方ない、と思うのは間違いで、誰でも生きている限り高齢者になる。つまり全国民の問題として「高齢者の免許返納」を議論すべきだ。現在、自動車には衝突回避装置が開発されている。他にも様々な運転支援機能が開発されているが、そうした運転者のための「安全運転装置付き自動車」を自動車企業は安価に提供すべきだ。
和田医師が指摘するのは「池袋の事故でも福島の事故でも、ふだん安全運転の人が暴走したのだから、意識障害が疑わしい」という点だ。しかし「警察はその線では一切調査や捜査をせず、年齢のせいで片づけてしまった。そのおかげか警察幹部は薬関係の天下りが多いと聞いている」という。
もちろん高齢者も意識障害を起こす可能性があるが、若年者でも向精神薬などを服用していると意識障害を起こすことは症例として明らかになっている。先日高速道路で追突事故を起こした広末氏なども、おそらく服用した薬による意識障害を発症していたのではないか、と和田医師は推測している。だが警察は「薬物の服用では」と睨んで家宅捜査を行ったのだろう。しかし広末氏の自宅から薬物は発見されなかった。
広末氏の事件・事故は「薬の危険性や運転禁止薬のことを世の中の人に知ってもらうチャンスだったのに、テレビ局は一時的に、警察が発表するだろうと考え、風邪薬やアレルギー薬を飲んでいたことを報じたが、警察が発表しないので、まったく無視することになった。」という。だから「広末さんが薬を飲んでいることについては、危険運転致死傷の可能性があるので弁護士が言わないことにさせたのかもしれないが、広告代理店が動いて、「今後のタレント生命のことを考えたら、薬のせいでなく心の病のせいにしてくれたら悪いようにしない」という話になったのではないかと疑っている。」のだ。
意識障害を起こす可能性のある薬を販売している薬局チェーンが警察と親密な関係にあると思いたくないが、しかし高齢者の「意識障害による」と思われる事故ばかりマスメディアは「コレデモカ」とばかり報道する。そうすることにより高齢者講習を高齢者に課す「正当性」を国民に植え付けている。しかし本当は「向精神薬」かもとしく「意識障害に作用する成分」を含んだ薬を薬局チェーンでも販売しているのではないか。そうした根本的な問題の洗い直しをする必要がありはしないだろうか。
また昨日起きた土手道を高速通行していて、水門の階段に激突して乗車していた四人が死傷した件では、おそらく事故原因は若い運転者が四人も乗車した時と一人で運転している時とでは同じ乗用車でも全く別物だ、という「慣性の法則」に疎かったのが大きな要因だろう。もちろんスピードの出し過ぎが直接原因だろうが、物理の「慣性の法則」についても教習しておく必要がありはしないだろうか。
高齢者に運転時の意識障害が起きる可能性が、必ずしも高いとは思えない。多少は運動能力が落ちているかも知れないが、それが直ちに事故に繋がるとは思えない。むしろ高齢者に必要なのは服用している薬の成分に注意することではないだろうか。そうした「教習」なしで、無駄に認知テストまがいのテストを行うのは問題ではないだろうか。
高齢者の免許返納が認知症発症確率を格段に高くすることは既に広く知られている。高齢者から免許返納により社会との繋がりを少なくすることが、どれほど重大な弊害をもたらすか、関係者のみならずマスメディアは取材して報道すべきだ。三年に一度とはいえ、免許更新の都度8,000円も支払って高齢者教習することにどれほど意味があるのか、マスメディアは取材して高齢者教習の実態を報道すべきだ。運転技能に関して、高齢者がそれほど劣っているとは思えない。