プーチンはトランプ氏からの停戦協議の呼び掛けを待っている。
<ウクライナのゼレンスキー大統領は現在のウクライナ軍の規模は88万人だと明らかにし、国内で戦闘を続けるロシア軍の規模を上回っているとの見方を示しました。ただ、ウクライナ軍が国の全域の防衛にあたらなければならない一方、ロシア軍は一部の地域に集中していて、厳しい状況が続いているとしています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、訪問先のポーランドで行われた会見で、現在のウクライナ軍の兵士の数は88万人だと明らかにしました。
ウクライナ国内で戦闘を続けるロシア軍の兵士の数については、60万人だとの見方を示しました。
これについてゼレンスキー大統領は、ウクライナ側は国の全域を防衛しなければならない一方、ロシア軍はいくつかの地域に集中しているため、特定の地域ではロシア軍が数の上で上回っているとして、厳しい状況が続いているとの見方を示しました。
ウクライナ側は兵力不足も指摘されていて、14日には地元のメディアが空軍の兵士が去年から陸軍の歩兵部隊などに配置転換されていると伝えました。
今月11日にもシルスキー総司令官から5000人以上を配置転換するよう指示が出ていて、空軍の一部の部隊では兵員が半減しているなど厳しい状況になっているとしています>(以上「朝日新聞」より引用)
いよいよロシア軍の兵站が潰れだしたようだ。「ゼレンスキー大統領 “ウクライナ軍の規模 ロシア軍を上回る”」と、プーチンの戦争の終わりが近づいたようだ。すでにプーチンの戦争でロシア軍兵士は70万人も消耗したという。日本の人口と余り変わらない国で70万人もの男たちが戦場で死傷すればロシア国民も戦争が勝利ー向かっているのか、それとも敗退しているのか分かろうと云うものだ。
ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、訪問先のポーランドで行われた会見で、現在のウクライナ軍の兵士の数は88万人だと明らかにしました。
ウクライナ国内で戦闘を続けるロシア軍の兵士の数については、60万人だとの見方を示しました。
これについてゼレンスキー大統領は、ウクライナ側は国の全域を防衛しなければならない一方、ロシア軍はいくつかの地域に集中しているため、特定の地域ではロシア軍が数の上で上回っているとして、厳しい状況が続いているとの見方を示しました。
ウクライナ側は兵力不足も指摘されていて、14日には地元のメディアが空軍の兵士が去年から陸軍の歩兵部隊などに配置転換されていると伝えました。
今月11日にもシルスキー総司令官から5000人以上を配置転換するよう指示が出ていて、空軍の一部の部隊では兵員が半減しているなど厳しい状況になっているとしています>(以上「朝日新聞」より引用)
いよいよロシア軍の兵站が潰れだしたようだ。「ゼレンスキー大統領 “ウクライナ軍の規模 ロシア軍を上回る”」と、プーチンの戦争の終わりが近づいたようだ。すでにプーチンの戦争でロシア軍兵士は70万人も消耗したという。日本の人口と余り変わらない国で70万人もの男たちが戦場で死傷すればロシア国民も戦争が勝利ー向かっているのか、それとも敗退しているのか分かろうと云うものだ。
しかも現在ではロシア国内の深部にもウクライナ軍のドローン攻撃が見られるようになっている。ロシア国内各地の燃料や弾薬などの貯蔵施設が破壊されて連日のように爆発・炎上している。人の生存ですら厳しいロシアの冬で補給物資が滞ればロシア軍は戦争どころではなくなる。
北朝鮮兵を1万1千人も動員したが、捗々しい戦果は得られてないようだ。むしろ北朝鮮兵がロシア軍に対して発砲する「事件」まで起きている、というから援軍なのかどうか分からない状態のようだ。
プーチンは戦争を維持するために兵士を前線へ送らなければならないが、新に徴兵すると国民から反発を招きかねない、として徴兵令を発動できないという。もはや手を挙げるしかない状態だが、そうすれば独裁者の地位から去らなければならなくなる。それだけは嫌なのだろう。
しかし戦時経済は破綻している。公定歩合は23%まで引き上げているが、それでも8%~9%のインフレが止まらない。国民経済では金利は30%くらいで、物価上昇も10%~20%ほどだという。外国貨幣との交換比率でルーブルの下落は甚だしく、もはやロシア国家経済は破綻している。
しかもトランプ氏の登場で米国が原油輸入国から輸出国に変わる。ロシア産原油やLNGがさらに下落するのは避けられない。ロシア経済に明るい材料は何もない。トランプ氏が乗り出すまでもなく、ロシアは和平に向かって身を乗り出している状態だろう。
ウクライナの和平の条件「ウクライナ領土からすべてのロシア軍を撤退させること」を満たすためにはプーチンを独裁者の地位から排除するしかないだろう。なぜならロシア軍の撤退するためにはプーチンが国外へ亡命するか、命を落とすしかないからだ。
プーチンはトランプ氏からの停戦協議の申し出を待っているという。ロシア国内の不穏な空気を抑えるのも限界に近いようだ。カザフスタンの独立派やシベリアの独立派が動きを活発化し、ロシアを支援している中国ですらウラジオストクなどの「沿海州」を取り戻そうと画策している。これ以上ロシアが弱体化すると、たとえウクライナ戦争の停戦が実現しても、ロシアの崩壊は避けられなくなる。そうした事態を回避するためにも、プーチンに残された時間は多くはなさそうだ。