1月20日に誰を招待するのか、トランプ氏の外交戦略を見極める絶好の機会だ。

<米CBSテレビ(電子版)は12日、来年1月20日に行われるトランプ次期大統領の就任式に、中国の習近平国家主席が欠席する見通しだと報じた。
  CBSは11日、トランプ氏が習氏を就任式に招待したと伝えていた。
  報道によると、中国の謝鋒駐米大使夫妻が出席する方向で調整を進めている。ただ、中国側が別に政府高官をワシントンに派遣する可能性があるという。 
 トランプ次期政権で大統領報道官を務めるリービット氏は12日、FOXニュースの番組で、トランプ氏が習氏やほかの外国首脳を就任式に招待したと明言。「敵対国や競争相手の国々の首脳とも開かれた対話を生み出す一例だ」と説明した>(以上「時事通信」より引用)




中国主席、欠席の見通し 来月のトランプ氏就任式 米報道」という。当然ではないか、と思うのは私だけだろうか。なぜなら習近平氏は既に国内で独裁者の地位を奪われ、来年の3月には退任の手筈になっているとの風聞すらあるからだ。
 中国内は既に騒乱状態に陥っている。習近平氏は政治責任を取らされかねない危機的な状況にある。そのことを見通して、意地悪くもトランプ氏が習近平氏を大統領就任式典に招待したのではないかと思われる。トランプ氏は、それほどにしたたかな男だ。

 その一方、悲惨なのは日本の石破首相だ。米国と最大最強の同盟国であるはずの日本の首相が招待されない、という醜態を全世界にさらしている。さらに安倍未亡人の昭恵氏がフロリダ州のトランプ氏の私邸に招待されているという。石破氏にとって、これほど不名誉なことはないだろう。
 だが米国は日本を無視してアジア戦略を組み立てることは出来ない。トランプ氏も日本をスルーするにも限界がある。いつかの時点で日本政府首脳と話し合わなければならない。しかし、その時期がいつなのか、同盟国として何番目に石破氏の順番が回って来るのか、興味のあるところだ。

 トランプ氏は「敵対国や競争相手の国々の首脳とも開かれた対話を生み出す」姿勢のようだ。国際的な緊張緩和策は歓迎するが、無原則の「対話」には異を唱えるしかない。
 大統領就任式という目出度い日に石破氏が招待されないとすれば、日本は本当に米国の同盟国なのかと問わなければならない。個人的に石破嫌いであっても、日本の首相を招待しないで済まされるわけはない。トランプ氏の外交戦略を見極める絶好の機会だ。

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