プーチン退陣の時期は三月か。

< 独防衛大手・ラインメタルの広報担当者はメディアグループRNDに対し、必要ならばウクライナに戦車レオパルト139両を引き渡すことが可能と述べた。 

 ドイツには、ロシアの侵攻を受けるウクライナや北大西洋条約機構(NATO)加盟のポーランドなどから、ドイツ製戦車「レオパルト2」の供与を許可するよう圧力がかかっているが、ショルツ独首相はこれまでのところ自国やNATO加盟国による供給を許可していない。 ラインメタルの広報担当者は、同社が4─5月までに「レオパルト2A4」29両を引き渡し、年末か来年初めに同じモデルを22両追加供給することが可能と語った。 これに加え、旧式の「レオパルト1」を88両供給できると述べた>(以上「REUTERS」より引用)




 まずドイツ戦車「レオパルト2」の性能を見ておきたい。その前に「レオパルト2」は2020年代においても現役であり、ドイツ連邦軍陸軍をはじめヨーロッパ諸国で合計約2000両が配備されている、という事実を押さえておきたい。
 なぜ「レオパルト2」が戦車の世界最強といわれているのか、それは性能バランスの良さが一番にあげられる。さらに防御力の要である、複合装甲が拘束セラミック式と言う点を見逃してはならない。戦車は防御力を上げ頑丈にすればするほど重くなり、必然的に移動速度が落ち、機動性が悪くなるため戦車にとっては致命的となる。戦車は見た目も大きいため、上空から発見されやすく、攻撃を受けやすい。ウクライナ戦争ではドローンによる攻撃もあって、戦車にとって機動性は重要な要素となっている。くどいようだがレオパルト2で採用された複合装甲は拘束セラミック式なのですが、これが非常に丈夫で軽い。つまり特殊なセラミックをチタンなどでぎゅうぎゅうに圧縮することにより、強度を増したもので、従来の方式に比べ頑丈であるのに軽いのが特徴だ。

 日本の誇る10式戦車とレオパルト2では特徴が異なる。レオパルト2は、性能バランスが優れた戦車であることは間違いないが、日本のように国土が狭く山岳地帯の多い場所では、その性能を十分に発揮できない。使用する地がウクライナではなく日本なら、山岳地帯の地形にマッチングした10式戦車にレオパルト2は敵わないだろう。
 その一方でロシアは最新戦車T-14「アルマータ」数両を投入すると見られている。T-14の最大の特徴は第3.5世代MBTとして、西側の最新戦車に勝るとも劣らない最新テクノロジーが盛り込まれている点だ。最大の特徴は防御力の強化と乗員の生残性向上で、そのために砲塔は完全に無人化され乗員3名が車体内に設けられた装甲カプセルに横並びで乗車する形を採っている。これに付随して主砲の自動装填装置も最新のものが搭載され、砲塔上面にはリモコン式の機関銃や大型の全周旋回式視察装置などを備えている。ただ西側諸国の経済制裁により最新鋭戦車の製造が困難で、現在のところ完成してT-14は20両ほどではないかと云われている。

 おそらく三月中にロシア軍は西部戦線で完全制圧を目指して攻勢に出ると思われる。しかしロシア軍は既に砲弾や軍事兵器などの資源が枯渇し、北朝鮮から逆輸入して前線へ送っている有様だ。30万人徴兵した軍隊の数も、三月までには消耗すると思われ、50万人程度の追加徴兵をするのではないかと思われている。そうするとロシア国内で「母親の会」などからも強いプーチン批判の声が上がるのではないだろうか。
 ロシア軍内ではロシア正規軍と傭兵部隊との間で軋轢が生じていると云われている。プーチンはいよいよ追い詰められてきたようだ。

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