CO2は人類の食糧源だ。

<気候変動に伴う海面上昇によって消滅すると考えられてきた太平洋の島しょ国ツバルは、実は国土面積が拡大していたとする研究論文が9日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された。

 ニュージーランドのオークランド大学(University of Auckland)の研究チームは航空写真や衛星写真を使用し、ツバルの9つの環礁と101の岩礁について1971年から2014年までの地形の変化を分析した。
 その結果、ツバルでは世界平均の2倍のペースで海面上昇が進んでいるにもかかわらず8つの環礁と、約4分の3の岩礁で面積が広くなっており、同国の総面積は2.9%拡大していたことが判明した。
 論文の共著者の一人ポール・ケンチ(Paul Kench)氏によると、この研究は低海抜の島しょ国が海面上昇によって水没するという仮説に一石を投じるものだという。

 波のパターンや嵐で打ち上げられた堆積物などの要因によって、海面上昇による浸食が相殺された可能性があるという。
 オークランド大学の研究チームは、気候変動が依然として低海抜の島国にとって大きな脅威であることに変わりはないと指摘する一方、こうした問題への対処の仕方については再考すべきだと論じている。
 同チームは、島しょ国は自国の地形の変化を考慮に入れたクリエーティブな解決策を模索して気候変動に適応していかなければならないと指摘し、海面が上昇しても安定していることが分かっており、これからも面積が増えていくとみられる比較的大きな島や環礁への移住などを提唱している>(以上「AFP」より引用)




 COP26の議場でツバル代表が「温暖化で国土が沈んでいる」と先進諸国にCO2排出抑制協議を決着させるように、強く要請していた。テレビニュースに私は「アア、またしてもマスメディアが世界的に垂れ流した嘘のプロパガンダを繰り返している」と慨嘆した。  
 そして旧聞に属するが、2018/2/10日付のAFPの記事を掲載しておくことにした。ただAFPの記事も実に不可思議な内容だが、ツバルは沈んでないことだけは確かで、むしろツバルの国土は広くなっている。

 不思議な内容とは「ツバルでは世界平均の2倍のペースで海面上昇が進んでいる」という個所だ。私たちは義務教育で「連通管」なるものをの学んだ。それによると繋がっている水面は水を一部に注ぎ込んでも、全体が同じように上昇する、という極めて単純な理屈だ。しかしツバルは世界平均の2倍の速さで海面が上昇している、とAFPは報じている。
 そしてそれにもかかわらず「(ツバルは)8つの環礁と、約4分の3の岩礁で面積が広くなっており、同国の総面積は2.9%拡大していたことが判明した」とAFPは伝えている。その不思議な現象が起きた原因は「波のパターンや嵐で打ち上げられた堆積物などの要因によって、海面上昇による浸食が相殺された可能性がある」というのだ。

 世界の何処に波打ち際に打ち上げられた堆積物で国土が広がった国があるだろうか。むしろ「海食」という言葉があるように、海流や波が陸地を削り取っていくのが自然に起きている現象だ。ただ海流によって砂州が島と陸地を繋ぐことはあり得る。しかしツバルは砂州が出来るような自然条件が整って陸地が広がっているのではなさそうだ。
 さらに不思議なことに、ツバルの国地が広がっている、という続報は以後全く報じられなくなった。しかもNHKではツバルが沈んでいる、と繰り返し報じている。CO2地球温暖化を主張する連中にとってツバルは沈んでいなければならないのだろうか。

 またある研究者は温暖化により海水面は低下する、と報告している。なぜなら南極の氷は温暖化によりむしろ増えるからだという。
 またある科学者は大気中のCO2が増えることは自然にとって望ましいという。なぜなら6千5百万年前の恐竜時代の大気のCO2濃度は約4%だったという。だから植物の光合成が効率的に行われて巨大化し、それを食糧とする恐竜も巨大化したという。当時の地球の平均気温は現代よりも5°C~6°Cも高かったと推測されている。

 地球気温が上昇しても生物は絶滅しないが、少なくとも一度はあったとされる全球凍結(地球上がすべて氷で覆われること)時に、地球生物の)95%が絶滅したという。温暖化よりも寒冷化の方が人類にとって過酷な環境だ。
 しかも現在のCO2濃度0.04%は光合成植物にとって危機的状況だという。私たちは空気中のCO2を植物が食物に変えた穀物などを食糧として命を繋いでいる。これ以上大気中のCO2濃度が減少して閾値を超えたなら、光合成植物が絶滅しかねない。CO2削減は地球温暖化を防いで人類を救うのではなく、むしろCO2の排出を削減する運動は人類のみならず、地球上の生物すべてを絶滅させるかも知れない。そしてコメも小麦もCO2を主原料として生成されていることを忘れてはならない。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。