非常識なWHOの存在価値を疑う。

世界保健機関(WHO)の担当者は4日、新型コロナウイルスについて「必ずしもマスク着用は感染予防にはならない」と述べた。手洗いの方が効果的だという。一方、ウイルスに感染した人は、流行を広げないためにマスクをすべきだと指摘した。

 専門家の間では、家族が看病する場合など、近くで症状がある人の飛沫(ひまつ)を浴びる可能性がある場合には、マスクも一定の効果があると考えられている。しかし野外などでは、マスクでは十分には予防できないとの意見が一般的だ。
 記者会見したWHOのグローバル危機準備担当局長シルビー・ブリアン医師は、新型コロナウイルスを巡っては、警戒レベルが最高度の世界的大流行を意味する「パンデミック」ではなく、根拠のない情報が大量に拡散する「インフォデミック」が起きていると指摘。WHOは科学的に根拠のある情報を発信し、運航中止が相次ぐ中国便の再開などを働きかけていくと述べた>(以上「毎日新聞」より引用)



 世界保健機関(WHO)はマスクが新型コロナウィルスの感染対策として完全でなくても、ある程度は効果が見込めるのならマスクを推奨すべきではないか。新型コロナウィルスに感染した人がマスクをするのは流行を広げないためにマスクをすべきだと指摘したというのは論理矛盾を起こしてはいないだろうか。
 もちろんすべてのウィルスは普通のマスクのフィルターよりも微細だろう。そこを通り抜けるのは充分に理解できる。しかし新型コロナウィルスの感染患者がまき散らし空中に浮遊する咳などの飛沫を直接呼吸しなくて済む効果はあるだろう。

 手洗いが有効だ、というのはすべての飛沫感染にいえることだ。手に付着したウィルスを口や目や鼻などにウィルスの付いた手で運ばないためだ。
 しかしWHOが「パンデミック」ではなく「インフォでミック」だから、閉鎖されている中国便の空路再開を働き掛けていく、という発言には驚く。現在が「インフォでミック」だとしたら、それを「パンデミック」にしないために、新型コロナウィルス汚染地域から人の移動を禁じるのが原始的だが最も有効な対処法だということを忘れてはならない。

 WHOは何に「忖度」しているのだろうか。純粋に世界人類の健康を司る機関として機能しているのか疑わしい。中国は世界経済にとって大きな比重を占めている。しかし経済活動が停滞しても人々は決して死に到らない。
 中国で新型コロナウィルスの感染が蔓延したのは中共政府の責任だ。新型コロナウィルスの感染を中国で抑え込む使命は中共政府にある。そしてWHOは新型コロナウィルスの感染が「パンデミック」にならないように監視し、世界各国に勧告する使命がある。「パンデミック」でないから空路を再開して自由な往来を確保せよ、とは非常識極まりない。

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