武漢からチャーター機で日本に帰って「(検査を受けるか否かは)自由意志やろ!」とは呆れる。

中国本土での新型コロナウィルスの感染者は早くも2万人を突破した。これに先立つ1月29日、感染源である中国・武漢から邦人206人を乗せたチャーター機の第1便が日本に降り立った。その中にウイルス検査を拒否して帰宅した者が2名いたことは記憶に新しい。なぜ、彼らはそんな行動に出たのか、同乗した邦人ビジネスマンがその際の様子を語る――。

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「ともに30代くらいの男性で、そのうちのひとりは政府の職員に向かって大声で怒鳴っていました」

 と、彼らの印象を語ったのは、同乗していた邦人ビジネスマンだ。
 29日午前8時40分、206人を乗せたANAのボーイング767-300ER型機が羽田に到着。乗客はみな疲労困憊だった。昨年末から続いた新型コロナウィルスによるパンデミックの本拠地からようやく逃げおおせたのだ。もちろん、自分も感染していないとは限らない。羽田から新宿メディカルセンターに移動し、ウィルスの感染検査を受けることになっていた。ところが、到着ロビーでは関西弁の怒声が響き渡っていたという。

《(検査を受けるか否かは)自由意志やろ! 》

《帰れるやろが! 》

《なんでなん! 》

 帰宅者は、こう叫んでいたという。

「周りのみんなが失笑していた。私自身も、同じ日本人として恥ずかしいと思いました」(前出のビジネスマン)
 結局、この2人、翌日には「検査を受けたい」と申し出ることになるのだが……。第1便の搭乗者からは、他にも武漢から空港への移動、機内の様子、なぜホテルで相部屋に宿泊する者が出たのか、などが語られる。詳しくは2月6日発売の週刊新潮にて>(以上「デイリー新潮」より引用)



 先月29日、感染源である中国・武漢から邦人206人を乗せてチャーター機の第1便が日本に帰って来たが、その中にウイルス検査を拒否して帰宅した者が2名いた。その時の様子が「週刊新潮」に掲載されているようだ。
 幸いにも、その2名は翌日に検査を受けたいと申し出て検査を受け、陰性だった。しかし両名が陽性だったら新型コロナウィルスを広く国内にまき散らしたかも知れない。

 日本人のマナーが地に墜ちたといわれて久しいが、これほど倫理観の欠落した人物がいようとは呆れる。それにしても「検査を受けるかどうかは自由やろ」と彼らに言わしめたのは政府の対応の悪さが原因だ。
 新型コロナウィルスの感染を速やかに「特定感染症」に指定していれば、2名の勝手な振る舞いは許されなかった。そして滞在するホテルで「相部屋」という不手際な対応もなかっただろう。

 現在は横浜港沖に大型クルーズ船が停泊している。乗客から新型コロナウィルスの感染による肺炎患者が出たため、濃厚接触した乗客や乗組員の検査が出るまで乗船者3,711人が足止めをされている。
 まさか検査を受けるのかどうかは自由だろう、と騒ぐ者はいないようだが、14日間も船内に足止めをされる人たちは気の毒というしかない。政府は医師や看護婦などを派遣して新型コロナウィルスの感染もだが、それ以外の閉鎖空間に閉じ込められたために発症する病を防止し、罹らないように配慮すべきだろう。

 世界中に蔓延している新型コロナウィルスの感染を防止するには新型コロナウィルスに汚染された中国から入国するすべての者をシャッタアウトするしかない。永遠にシャッタアウトするのでないし、中国人を差別するのではない。
 日本にこれ以上新型コロナウィルスの感染患者を増やさないための緊急措置だ。中国で新型コロナウィルスの感染が終息するまで、空路と回路を閉鎖するだけだ。それによる経済活動の停滞よりも、日本国民の健康と安全の方が優先されるべきではないか。

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