日本の明日を国民の手に取り戻そう。

感染拡大が止まらない。とうとう新型コロナウイルスの国内の感染者は700人を突破し、3人が亡くなってしまった。安倍政権はまったく打つ手ナシ。日本は国難に直面しているのに無能無策をさらしている。ふざけているのは、コロナ対策よりも、グルメ三昧を優先している疑いがあることだ。

 安倍政権が「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置したのは、1月30日。2月18日まで、土日を含めて計11回も開いている。安倍首相が「本部長」をつとめ、全閣僚が出席することになっている。小泉進次郎環境相が、地元の新年会に出席するために、政務官を代理出席させたのが、この「対策本部」だ。コロナ対策を話し合う最高機関の位置づけである。

 ところが、なぜか大手メディアは伝えようとしないが、会議時間は毎回10分程度。安倍首相が冒頭に挨拶したら、すぐにお開きになっているのだ。わずか10分の会議では、どう考えても効果的なコロナ対策を話し合えるはずがない。政界関係者がこう言う。
「わずか10分間という意味のない対策会議を11回も開いているのは、安倍首相が挨拶するシーンをテレビカメラに撮らせるためです。要するに、国民に“やってる感”をアピールするのが目的です。小泉環境相、萩生田文科相、森法相が会議をさぼったのも、国民向けのパフォーマンスだと分かっているからです。“やってる感”を演出する、安倍首相のいつもの手口ですよ。本気でコロナ対策をやる気があるのか疑問です」


 たった10分の無意味な会議には、さすがに批判が噴出しはじめている。とくに、2月14日の「対策会議」には、SNS上でも<会議にたったの8分間だけ出席。その後、3時間の会食 何をやってんだ>と批判が飛びかっている。さっさと会議を終わらせ、その足で帝国ホテルに向かい、日経新聞社長らと3時間も豪華ディナーを楽しんでいるからだ。

 同日の「対策会議」は、注目されていた。前日に国内初の死者が出たからだ。なのに、いつも通り、“やってる感”のパフォーマンスで終わらせている。
 安倍首相の“グルメ優先”は、この日だけではない。「対策本部」の設置以降も、コロナ対策そっちのけで、ふぐ、中華、鉄板焼き……と高級料理を楽しんでいる(別表参照)。

 政治評論家の森田実氏がこう言う。

「人命がかかっているのに、安倍首相には真剣さが感じられない。いつものように、うわべだけです。いま多くの日本人は、相手に迷惑をかけないように会合を控えている。なのに、美食三昧なのだから、どうかしています。もちろん、医療関係者と会食するのはいいですよ。しかし、会食相手は、メディアのトップや森喜朗元首相、自民党議員でしょう。精神を疑いますよ」
 これでは感染は広がるばかりだ>(以上「日刊ゲンダイ」より引用)



 3閣僚が「新型コロナウイルス感染症対策本部」会合を欠席するという事態で、安倍自公政権は新型コロナウィルス感染対策に本気で取り組んでいるのか疑わしい。と思っていたら、毎回の「新型コロナウイルス感染症対策本部」会合すら僅か10分足らずで終わっているとは驚きだ。
 緊急事態の「新型コロナウイルス感染症対策本部」会合を切り詰めなければならないほど、安倍氏は多忙を極めているのかと思ったら、そうではなかった。マスメディア関係者と三時間もかけて夕食を楽しんでいたというから怒りを覚える。

 日本政府の「新型コロナウィルス感染対策」の危機対応に世界から批判の声が溢れている。ロシアも日本からの渡航を制限し始めたではないか。新型コロナウィルス感染による日本経済の落ち込みがあるとしたら、それも安倍自公政権によるものだ。
 喫緊に中国からの新型コロナウィルス感染を断固として防ぐ、という危機対応が当初からあったとしたら、1月21日の段階ですべての対中空路と海路を閉鎖していたはずだ。確かに春節のインバウンドは全く見込めなかっただろうが、そのことにより日本に対する世界中の評価が高まり、この夏のオリンピック開催の安心感が印象付けられたはずだ。

 このままでは日本は世界中の国々から空路と海路を閉鎖されかねない。そうした事態に到れば春節のインバウンドなどの比ではない日本全体が大損害を被るだろう。
 能天気な安倍首相と安倍ヨイショに汲々とする老害マスメディア・トップたちが日本を衰退へと導く。このままでは、本当に日本は終わる。真剣に日本の未来を日本国民は考えるべきだ。

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