新型コロナウィルス感染を「細菌戦争」として対処するマニュアルが政府にはないのか。
<クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルスによる肺炎集団感染で、19、20両日に下船した乗客らのうち23人について、5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったミスがあったことが分かった。加藤勝信厚生労働相が同日の記者会見で明らかにした。
厚労省の失態には呆れる。大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で19、20両日に下船した乗客らのうち23人について、5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったミスがあったことが分かった、というのだ。
これほど多くの新型コロナウィルス感染患者を出した「感染地獄」と化した船内にいた乗客を下船直前に検査をしていなかったとは「防疫」が何たるかを全く知らない素人の対応というしかない。既に「栃木県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した同県在住の60代女性について、新型ウイルスの感染を確認したと発表した。女性は船内待機期間を終え、19日に下船していた。待機期間後に下船した日本人乗客の感染が確認されたのは初めて」(「」内は時事通信より引用)という事態が発生しているではないか。
政府・厚労省の新型コロナウィルス感染に対する防疫体制は全く素人対応というしかない。大型クルーズ船に関しても船内で感染したと疑わしき者と非感染者とを厳格に隔離して、空調も全く遮断した別システムで動かすべきだった。
そうした対応が出来ないのなら、検査して新型コロナウィルス感染が疑わしい陽性反応の者は直ちに下船させて隔離病棟へ移すべきだった。そのためにも入港後迅速に全員検査を行うべきだった。しかし厚労省はノロノロと全乗客と乗員を何日間も船内に留めて感染拡大させた。
国内でも日本政府の対応は極めて不適切だった。なぜ新型コロナウィルス感染が中国で発生していると判明した段階ですべての対中空路と海路の閉鎖を実施しなかったのだろうか。一月の最終週には春節を利用した中国人客が大量にやって来るのは判っていたはずだ。むしろ中国側が春節途中から団体客の移動を禁じたくらいだ。しかし春節により中国人客が92万4800人も日本に入り、その内武漢市から1万8千人もやって来たことが判っている。
武漢市からやって来たものの0.1%が新型コロナウィルス感染者だとしても、日本中に新型コロナウィルスがばら撒かれたと考えるしかない。各地で五月雨式に感染患者が出ているのはそのためだ。既に数万人の新型コロナウィルス感染患者がいると想定しなければならない段階に到っていても不思議ではない。
この期に及んでも、政府・厚労省は全国の医院や病院に新型コロナウィルス検査キットを配布していない。なんという緩慢な対応に終始しているのだろうか。空路に到っては湖北省と浙江省からの空路を閉鎖しただけで、未だに中国の各都市との空路は開かれたままだ。
世界の131か国はすべての対中空路を閉鎖している。お隣の韓国ですら対中空路のすべてを閉鎖している。今後も「新鮮な」新型コロナウィルスが中国からの空路を通じて日本国内にばら撒かれ続けるのだ。既に国内に蔓延しているから今更空路や海路をすべて閉鎖しても効果はないだろう、と言う馬鹿な評論家がテレビに出ているが、彼らは感染症対策の何を知っているというのだろうか。
今後やるべきことは今からでもすべての対中空路と海路を閉鎖して、国内で発症した新型コロナウィルス感染患者の足取りを丹念に追って、一人一人の感染経路を潰していく地道な対策しかない。
そしてインフルエンザと症状が似ているからと、発熱して4日間は「待機し、その後に検査を受けよ」などといった悠長なことではダメで、新型コロナウィルス感染と疑わしき発熱などの症状があれば即座に検査を受けなければならない。そのためには検査キットを全国の医院や病院に配布すべきだ。余りにも政府・厚労省の対応はノロ過ぎだ。
安倍自公政権は新型コロナウィルス感染に対する政府としての当事者能力がないと断定するしかない。こんなテイタラクな政府は不要だし、国民にとって迷惑だ。
これはまさに「細菌戦争」だ。「細菌戦争」に勝つためには何をすべきか。防衛省にそうしたマニュアルはないのか。いや、日本政府や厚労省に「細菌戦争」に対処するマニュアルがないとすればお粗末そのものだ。日本の新型感染症対策がこれほどのお粗末さでは「細菌戦争」を仕掛けられたら、日本国民は細菌に感染して死を待つしかない。こんな政権にはサッサと退陣して頂くしかない。
加藤氏によると、検査漏れがあったのは日本人19人と外国人4人。下船後に精査した結果、ミスが発覚した。うち3人は既に検査を実施済みで陰性だった。残る20人とも連絡を取り、検査時期などを調整しているという。
23人については熱やせきなどの症状が出た場合、地元で対応していくとした。
加藤氏はミスについて「深く反省する。今後、こうしたことが起きないよう徹底したい」と述べた>(以上「産経新聞」より引用)厚労省の失態には呆れる。大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で19、20両日に下船した乗客らのうち23人について、5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったミスがあったことが分かった、というのだ。
これほど多くの新型コロナウィルス感染患者を出した「感染地獄」と化した船内にいた乗客を下船直前に検査をしていなかったとは「防疫」が何たるかを全く知らない素人の対応というしかない。既に「栃木県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した同県在住の60代女性について、新型ウイルスの感染を確認したと発表した。女性は船内待機期間を終え、19日に下船していた。待機期間後に下船した日本人乗客の感染が確認されたのは初めて」(「」内は時事通信より引用)という事態が発生しているではないか。
政府・厚労省の新型コロナウィルス感染に対する防疫体制は全く素人対応というしかない。大型クルーズ船に関しても船内で感染したと疑わしき者と非感染者とを厳格に隔離して、空調も全く遮断した別システムで動かすべきだった。
そうした対応が出来ないのなら、検査して新型コロナウィルス感染が疑わしい陽性反応の者は直ちに下船させて隔離病棟へ移すべきだった。そのためにも入港後迅速に全員検査を行うべきだった。しかし厚労省はノロノロと全乗客と乗員を何日間も船内に留めて感染拡大させた。
国内でも日本政府の対応は極めて不適切だった。なぜ新型コロナウィルス感染が中国で発生していると判明した段階ですべての対中空路と海路の閉鎖を実施しなかったのだろうか。一月の最終週には春節を利用した中国人客が大量にやって来るのは判っていたはずだ。むしろ中国側が春節途中から団体客の移動を禁じたくらいだ。しかし春節により中国人客が92万4800人も日本に入り、その内武漢市から1万8千人もやって来たことが判っている。
武漢市からやって来たものの0.1%が新型コロナウィルス感染者だとしても、日本中に新型コロナウィルスがばら撒かれたと考えるしかない。各地で五月雨式に感染患者が出ているのはそのためだ。既に数万人の新型コロナウィルス感染患者がいると想定しなければならない段階に到っていても不思議ではない。
この期に及んでも、政府・厚労省は全国の医院や病院に新型コロナウィルス検査キットを配布していない。なんという緩慢な対応に終始しているのだろうか。空路に到っては湖北省と浙江省からの空路を閉鎖しただけで、未だに中国の各都市との空路は開かれたままだ。
世界の131か国はすべての対中空路を閉鎖している。お隣の韓国ですら対中空路のすべてを閉鎖している。今後も「新鮮な」新型コロナウィルスが中国からの空路を通じて日本国内にばら撒かれ続けるのだ。既に国内に蔓延しているから今更空路や海路をすべて閉鎖しても効果はないだろう、と言う馬鹿な評論家がテレビに出ているが、彼らは感染症対策の何を知っているというのだろうか。
今後やるべきことは今からでもすべての対中空路と海路を閉鎖して、国内で発症した新型コロナウィルス感染患者の足取りを丹念に追って、一人一人の感染経路を潰していく地道な対策しかない。
そしてインフルエンザと症状が似ているからと、発熱して4日間は「待機し、その後に検査を受けよ」などといった悠長なことではダメで、新型コロナウィルス感染と疑わしき発熱などの症状があれば即座に検査を受けなければならない。そのためには検査キットを全国の医院や病院に配布すべきだ。余りにも政府・厚労省の対応はノロ過ぎだ。
安倍自公政権は新型コロナウィルス感染に対する政府としての当事者能力がないと断定するしかない。こんなテイタラクな政府は不要だし、国民にとって迷惑だ。
これはまさに「細菌戦争」だ。「細菌戦争」に勝つためには何をすべきか。防衛省にそうしたマニュアルはないのか。いや、日本政府や厚労省に「細菌戦争」に対処するマニュアルがないとすればお粗末そのものだ。日本の新型感染症対策がこれほどのお粗末さでは「細菌戦争」を仕掛けられたら、日本国民は細菌に感染して死を待つしかない。こんな政権にはサッサと退陣して頂くしかない。