文大統領ブレーンの「レッド・チー入り示唆」発言は文政権を破壊するだろう。

ドナルド・トランプ米大統領が憤慨している。米下院本会議が18日、ウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追決議案を、野党民主党の賛成多数で可決したからだ。一方、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮は、クリスマスに合わせた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験再開をチラつかせている。朝鮮半島の緊張が高まるなか、米軍幹部は「すべての選択肢がテーブルの上にある」と牽制(けんせい)した。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近は「レッドチーム入り」を示唆しているが、逆風のトランプ政権が「軍事作戦」を決断する可能性があるのか。
 《これは米国に対する攻撃であり、共和党に対する攻撃だ》
 トランプ氏は18日、民主党多数の下院で弾劾訴追決議案の審議が続くなか、ツイッターでこう批判を繰り広げた。
 弾劾訴追決議案には、トランプ氏が軍事支援などを使って、民主党の政敵、ジョー・バイデン前副大統領周辺の捜査を発表するようウクライナに圧力をかけた「権力乱用」と、議会の弾劾調査に協力しないよう政府高官らに指示した「議会妨害」の2つの弾劾条項が盛り込まれた。
 米大統領の弾劾訴追は、1868年のアンドルー・ジョンソン氏(17代)と、1998年のビル・クリントン氏(42代)以来。トランプ氏は米史上3人目の弾劾訴追される「不名誉な大統領」となった。
 来月には上院の弾劾裁判が開始され、出席議員の3分の2が賛成すれば有罪・罷免となるが、上院は与党共和党が過半数を占めているため、「無罪」が濃厚な情勢だ。
 ただ、左派系メディアによる“トランプバッシング”は続きそうだ。
 トランプ氏の頭痛の種は朝鮮半島にもある。
 北朝鮮は今年5月から弾道ミサイル発射を再開し、13回を数える。さらに、7日と13日、北西部・東倉里(トンチャンリ)の「西海(ソヘ)衛星発射場」で「重大な実験」を実施した。ICBM用エンジンの燃焼実験とみられ、北朝鮮の非核化をめぐる米朝協議の停滞にイラ立ち、ICBM発射や核実験再開が懸念されている。
 「(北朝鮮が)何かを進行中なのであれば失望する」「その場合は対処する」「事態を非常に注意深く見守っている」
 トランプ氏は16日、ホワイトハウスで記者団にこう語ったが、米軍幹部が「対処」の概略について明かした。
 チャールズ・ブラウン米太平洋空軍司令官が17日、「(北朝鮮が挑発する場合)2017年に用意していたものが沢山あるので、われわれは早くホコリを払って準備することができる」「すべての選択肢がテーブルの上にある」と、ワシントンで記者団に語ったのだ。韓国・東亜日報(日本語版)が19日報じた。
 17年といえば、北朝鮮がミサイル発射や核実験を繰り返し、米朝関係が極度に緊張した年である。
 米軍は、朝鮮半島に最新ステルス戦略爆撃機B-2「スピリット」や、超音速爆撃機B-1B「ランサー」を何度も飛来させた。さらに、世界最強の原子力空母「ロナルド・レーガン」と「セオドア・ルーズベルト」「ニミッツ」を中心とする打撃群3つを展開するなど、「第2次朝鮮戦争」が真剣に取り沙汰されていた。
 あれから2年、クリントン政権の国防次官補を務めたグレアム・アリソン米ハーバード大教授は12日、東京での会議で、北朝鮮情勢について「非常に危険な展開」「第2次朝鮮戦争が起きる可能性が高まっている」と警告している。
 ■図に乗る正恩にキレる?
 朝鮮半島で軍事衝突が起きれば、韓国の被害は甚大だが、文氏のブレーンである、文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は国際会議で「中国の核の傘入り」を示唆するなど、「レッドチーム入り」の本音をあらわにした。トランプ政権の決断のハードルは下がっているともいえる。
 トランプ氏は、弾劾訴追という不名誉を受けたうえ、正恩氏から無礼な挑発を受けている。来年11月の大統領選を見据えて我慢してきたが、爆発する可能性はあるのか。「戦時の大統領」として選挙戦で勝ち抜く戦略は考えられるのか。
 拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司氏は「トランプ政権の安全保障政策を支えていた、ジェームズ・マティス元国防長官や、ジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はもういない。マイク・ポンペオ国務長官にも上院選出馬の話がある。トランプ氏のタガが外れて、『先制攻撃』を決断する可能性はある。正恩氏は図に乗っているが、危険だ」と指摘している>(以上「夕刊フジ」より引用)



 文在寅韓国大統領のブレーンが国際会議で「レッド・チーム入りを示唆した」という。決して戯言やジョークで許されることではない。切れやすいトランプが切れるのは火を見るよりも明らかだ。
 文大統領は韓国を何処へ導こうとしているのだろうか。しかし、その前兆は前政権の朴大統領当時から見られた。前朴大統領も徹底した「反日」だった。

 中国や韓国の「反日」の行くつく先は「反米」だ。つまり前覇権国を批判するのは自国民の求心力を高めるためだが、その行き着くところは必然的に現覇権国になる。中国や韓国の「反日」はそうした理論の上に立つ国策だと理解すべきだろう。
 そうすれば韓国がレッド・チーム入りを示唆せざるを得ないほど「反日」マターが政権への求心力を高める効き目を失っている、という証拠だ。韓国内で「反日」の嘘がバレ始めて、反日・歴史ファンタジーの集団催眠から韓国民が目覚めかかっているのではないか。

 それが文大統領の最大の危機だ。だから今度はレッド・チーム入りを示唆して韓国民に次なる催眠薬を注入しようとしているのだろう。文大統領にとって政権への求心力を高めるためなら国を売り渡しても構わない、という心境に達しているようだ。
 それは長期政権を維持するためには主要穀物の種子がどうなろうと、水道事業がどうなろうと、国民が博奕漬けになる右がどうなろうが、米国のジャパンハンドラーたちに日本を売り渡す安倍自公亡国政権に酷似している。似た者同士の憎悪は激しいというではないか。

 しかし「示唆した」文大統領のブレーンは事の重大さに気付いていないのだろうか。具体的なレッド・チーム入りへの道筋を一切考慮していないのか、それともすべての韓国内企業の「国営化」宣言や、金融機関の資本凍結などの法案を準備して、周到に見回しして国際金融との対決をも乗り切る手立てを秘かに講じているのだろうか。
 いや情報化社会の現代で国家クーデターの準備が露見しないはずがない。第一軍部の情報当局が見逃すはずがない。だとすれば文大統領のブレーンは「頭脳」ではなく、ただ単に「ブレ」た発言をしただけなのか。そうだとしても、レッド・チーム入りを示唆した発言の破壊力は決して小さくない。文政権は米国によって排除される可能性さえ出て来たことを認識すべきだ。

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