当たり前のことだが、SNSへの書き込みには責任が伴う。

<常磐道のあおり運転で、警察は23日午後、大阪の潜伏先マンションの家宅捜索を行いました。一方、容疑者らの逮捕前、ネット上で“犯人扱い”された女性が会見し、法的措置を検討していることを明らかにしました。
 宮崎文夫容疑者とともに逮捕された交際相手の喜本奈津子容疑者。実は喜本容疑者をめぐり、全く事件と関係ない女性が被害に苦しんでいました。
 喜本容疑者の逮捕前、インターネット上で行われていたのは、いわゆる“ネット民”たちによる犯人捜し。そこで名指しされたのは、喜本容疑者とは全く別人の女性でした。
 「普段どおりに夜寝て起きたら犯罪者扱いされていて、名前と写真がインターネット上に流出していて。まさか自分のことだっていう認識をなかなか持てずにどうしていいか分からないし」(ネット上で犯人扱いされた女性)
 23日夕方、都内で会見を行った女性。女性のインスタグラムなどのSNSには、見ず知らずの相手から「自首しろ」などというコメントが相次いだといいます。
 「あなたも指名手配されていますよ?」
 「早く出頭しろ!」
 「刑務所の冷や飯もインスタ映えしますかね?」
 女性が喜本容疑者に間違われたのは、帽子やサングラスなどの服装が似ていたことや、宮崎容疑者が女性のSNSをフォローしていたからとみられ、「容疑者」として実名までさらされました。
 「ほんとうに知らない方ですので、なんで(宮崎容疑者に)フォローされたのかは分かりません」(ネット上で犯人扱いされた女性)
 喜本容疑者が逮捕されるなどしたことで、女性への誹謗中傷は止みました。しかし、女性は名誉を傷つけられたとして、書き込みや情報をまとめたブログを書いた人物などについて、プロバイダーなどに発信者情報を開示するよう仮処分を申し立てる方針です。
 そして、書きこんだ人物を特定したうえで、損害賠償請求や刑事告訴を検討するとしています>(以上「TBS news」より引用)


 ネット上で「犯人扱い」された情報が拡散した場合、いかなる被害が本人に及ぶか、すべてのネット・ユーザーは真剣に考えるべきだ。根拠のない「思い込み」や裏取りのない「ネット情報」を簡単に信じるのがいかに危険か、上記記事から学ぶべきだ。
 ネットに書き込むのは自由だが、自由には責任が伴う。ネットで「煽り暴行男」の共犯者として別の女性のSNSに根も葉もない書き込みを行った人たちは相応の「責任」を取るべきだ。

 そして「情報」を手にした場合には、情報の出所を明確にすべきだ。それがネット・ユーザーとしての最低限のマナーではないだろうか。思い込みや妄想で書き込みを行った人たちは韓国の歴史ファンタジーを笑うことは出来ない。官製の歴史ファンタジーに酔い痴れている愚かさと、何ら変わらないからだ。
 一人で頷くのは問題ないが、裏取りなしに同調してSNSに書き込めば「自分一人の問題」ではない。それは世間の不特定多数相手に「自説を開陳」したのに他ならない。自由には責任が伴う。飛語流言で名誉を著しく棄損され、仕事に支障が生じた被害女性は当然「名誉棄損」の回復と「損害賠償」の請求をSNSに批判記事を書き込んだ人たちと、女性の経営する会社にイタ電したすべての人たちに実行する権利がある。

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