世界一「幸福」な国フィンランドで反・移民政権が誕生する。

フィンランドで14日、任期満了に伴う議会(一院制、定数200)選挙の投開票が行われ、中道左派の野党・社会民主党(SDP)が第1党、反移民を唱える欧州連合(EU)懐疑派のフィン人党が第2党となった。政権交代となる見通しだ。両党の差はわずか1議席で、SDPにとって「紙一重」(AFP通信)の勝利だった。
 ヘルシンキからの報道によると、SDPが得票率17.7%で40議席、フィン人党は同17.5%で39議席を獲得。フィン人党の改選前議席は17で、一気に倍以上に増やした。
 SDPのリンネ党首は結果判明後、支持者の前で「われわれが最大政党であり、首相の党だ」と勝利宣言。今後は第4党となったシピラ首相率いる中央党などの与党連合に代わり、SDPを軸とする連立政権が樹立される方向だ。SDPはフィン人党との協力に否定的という。>(以上「毎日新聞」より引用)


 幸福ランキングで二年連続で世界一位になったフィンランドで「政権交代」が起きるという。14日、任期満了に伴う議会(一院制、定数200)選挙の投開票が行われた結果によるもので、その主因は「移民政策」だった。
 反移民を訴える「欧州連合懐疑派」のフィン人党が第二党に躍進し、第一党の中道左派の野党・社会民主党と連立を組んで政権交代になる、という。

 欧州諸国は東欧やトルコなど経由したシリアなどから大量に流入した「移民」に悩まされている。ことに福祉の充実した北欧は「移民」のターゲットとされ、社会福祉タダ乗りの「移民」によって社会治安が極端に低下している。
 フィンランド隣国のスウェーデンは人口当たり殺人事件では日本の六倍の発生率だ。昼間でも若い女性が立ち入れない地域が首都に点在しているという。もちろん婦女暴行などの性犯罪も多発している。

 そうした「移民」の弊害に欧州諸国は揺れている。安価な労働力の確保として最も移民策を推進したドイツでさえ、ついにメリケル氏は選挙の敗北の責任を取って今期限りで首相を辞すと宣言している。
 フランスでもマクロン氏が消費増税をしないと国民世論に譲歩しても、支持率の低下は止まらない。EUは連合体瓦解の試練に直面している。

 そうした「移民」先進諸国の実例があるにも拘らず、向こう五年で34万5千人も外国人労働移民を受け容れると決議した安倍自公政権を多くの国民が支持している「日本国民の能天気」ぶりには呆れる。テレビにハーフが大量登場して、若い日本女性の多くが白人男性との婚姻を望んでいるかのような「風潮」の拡散に余念のないマスメディアの陰謀をどこまでも黙認する日本の世論は一体何だろうか。日本から純粋な日本人を消滅させて、日本そのものを別の国にしようとする「陰謀」を強く感じるのは私だけだろうか。
 移民問題は気付いた時にはすでに対処不能になっている。なぜなら居ついた外国人を強制的に祖国へ帰還させることは困難だからだ。しかも日本人と婚姻して日本国籍を有していればなおさらだ。安倍自公政権の「外国人労働移民」という亡国策に改めて反対する。

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