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<北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は21日、トランプ米政権が空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海へ向かわせるなど対北朝鮮圧力を強めていることを非難し、「わが軍と人民はいかなる特段の選択もいとわない」として戦争も辞さないとする報道官声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 声明は、ペンス米副大統領が訪韓した際「米国の決意を読み誤ってはならない」と北朝鮮を牽制(けんせい)したことなどにも反発。「水爆から大陸間弾道ミサイル(ICBM)に至るまで持つべきものは全て持っている」と主張し「われわれの首脳部を狙う敵対勢力は、南朝鮮(韓国)が灰となり日本列島が沈没し、米本土に核が降り注いだとしても後悔してはならない」と威嚇した>(以上「共同」より引用)

 
北朝鮮の狂気じみた攻撃性はいったい何だろうか。手当たり次第に凶暴性を発揮して、暴言を浴びせる。そして国際的に批判されるテロや麻薬販売などの不法行為を国家として平然と行う。
 それかといって国際的に孤立しているわけではない。北朝鮮と国交がないのは日米韓をはじめとする数ヶ国だけだ。欧州ではフランスが国交を結んでないだけで、あとの国々は北朝鮮と交流がある。

 しかし北朝鮮の国民は豊富な地下資源の恩恵に浴していない。金独裁政権がすべての利権を手にして、それにチョッカイを出す者はたとえ親族であろうと銃殺刑に処する。
 国家とは何だろうか、という根本命題を考えざるを得ない。国民の生命と財産を守る、というのが国際的に普遍な「国家」の存在意義だと思っているのは、どうやら民主国家だけの思想なのかもしれない。

 ロシアや中国などの変則・社会主義では政権が独善的に振舞っている。それに対する対抗勢力は国家内で存在を許されない。批判でもしようものなら国外に逃れても刺客により暗殺される。
 まさに狂気だが、狂気に満ちた国家が核兵器を保有して「死なば諸共」と狂気の脅しをかけてくる。人類とはその程度の存在で、類人猿の時代からそれほど進歩していないようだ。

 北朝鮮は中国にも脅しをかけている。国交を結んでいようが、これまで北朝鮮の最大の理解者だと国際的に見なされていた中国も哀れなものだ。
 金正恩氏は彼の人生で何を成し遂げようとしているのだろうか。いかに独裁を誇ろうとも人は必ず死ぬ。歴史的にも永遠の独裁体制など存在しない。実に愚かしい「権力ごっこ」に身を窶している、ということに気付かないのだろうか。


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