米国大統領選の事態の深刻さに、やっと日本のマスメディアは気付いたようだ。

<米大統領選の共和党候補者トランプ氏が、民主党候補クリントン氏を猛追している。米大手紙ワシントンポストとABCテレビが10月30日に発表した民間世論調査によると、トランプ氏の支持率は45%で、クリントン氏(46%)に1%差にまで迫った。

 2人の支持率は、10月23日の段階で12%開いていた。しかし、トランプ氏が6日間で猛追。投開票日の11月8日にトランプ氏が逆転する可能性も見えてきた。トランプ氏が急追している要因の一つが、クリントン氏の私用メール問題だ。FBIが再捜査することを明らかにした。
. 2人の支持率は1%まで縮まった。世論調査は、この問題の影響についても質問した。クリントン氏に投票する可能性について、63%が変わらないと回答した。34%が「投票する可能性が減った」と答えた。

ABCニュースは、有権者のうち約6割が『クリントンが勝利する』と予想している現状を分析。勝負が決まったと判断したクリントン支持者が「投票に参加しない可能性がある」として、クリントン陣営のリスクを指摘した>(以上「BuzzFeed Japan」より引用)

 米国ではABCなど全国ネットワークは依然としてヒラリー氏を推しているが、その差は1ポイントまで縮まったとしている。しかし自由な報道を終始し一貫しているFOXなどは一貫してトランプ氏有利を報じている。
 米国も大マスメディアは巨大資本が支配しているため、巨大資本はヒラリー氏を応援しているため当初からヒラリー氏有利の世論誘導をしていた。しかし実際は国民主権を訴え続けているトランプ氏が優勢に大統領選を続けていた。

 ここに来て、ヒラリー氏の優勢報道は破綻して、トランプ氏優勢を報じなければならない事態に到った。それはヒラリー氏の公的メールを私的に使用した新たな証拠がFBIに握られ、FBIが新しい疑惑に関して捜査することになったからだ。
 ヒラリー氏は追い詰められている。そのため心底ヒラリー氏を嫌っているオバマ大統領夫人までヒラリー氏の応援演説に駆け付けた。それほどまでヒラリー陣営は追い詰められている。

 日本のマスメディアは米国の支配下にあるため、そうした本当の米国の姿はなかなか伝わらない。日本国民は日本のマスメディアに騙されている。戦前・戦中の大本営発表から日本のマスメディアは少しも進歩していない。なんという情けないマスメディアに日本国民は耳を傾け続けているのだろうか。


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