朝日の「慰安婦の核心は変わらない」とは何を言っているのか。

 慰安婦問題に関して、ありもしなかった吉田某の著書に記された「軍により強制的に慰安婦にされた」とする『証言』などがすべて捏造だったと朝日は認めたが、女子挺身隊に関して「軍による強制があった」と寝恍けたことを言って、故意に問題をすり替えようとしているようだ。
 戦時中も戦後の昭和31年まで、呼び名は異なるが性を商売とする慰安婦は間違いなく存在した。それは戦地であれ国内であれ半島であれ、売春が゜禁じられていない世界では何処にでも存在したし、現在でも売春の禁じられていない国では存在する。

 対価を得て男性の性処理を行う商売人を売春婦という。戦地の兵営の近くであれ、慰安所を設置して対価を得て売春行為に及ぶ慰安婦はいた。それが国家、あるいは軍による強制・無報酬の売春であったかが問題なのだ。
 女子挺身隊は軍の関与の元軍需工場などへ駆り出された女子のことを指し、国内でも普通に女学校の生徒などが駆り出されて米軍の機銃掃射などにより多くの方々が犠牲になっている。当時の半島は国際的に問題なく日韓併合がなされ、朝鮮人も日本国民と同等に生活し女子挺身隊などに駆り出されたのは何ら不思議なことではない。それが慰安と全く異なることは常識であって、それをことさら混同してみせる朝日新聞記者や編集者たちの無作為の悪意か本当に無知なのか、疑わざるを得ない。

 朝日新聞が行った「従軍慰安婦」報道により韓国民間団体による「従軍慰安婦像」建立が各地でなされ、日本と日本国民及び邦人関係者を不当に辱め、名誉を棄損している現実をどのように朝日新聞は受け止めているのだろうか。
 慰安婦問題の核心は『女性の人権』侵害だというのなら、日本に来て売春行為を働いている5万人ともいわれる韓国女性を保護して本国へ送還するキャンペーンでも行ったらどうだろうか。一方で売春が非合法化されていない当時の、しかも戦地でのことを論って『女性の人権侵害問題だ』と普通の商行為をさも不当でキタナイことのように批判する傍ら、売春が非合法化された日本へわざわざ入国して不法な連中たちと結託して売春を働く韓国女性に関してはスルーするというのは余りに均衡を失してはいないだろうか。

 呆れてモノがいえないとはこのことだ。「従軍慰安婦」問題はひとえに国家なり軍による強制連行があったか否かにかかっている。しかし強制連行するまでもなく、慰安婦募集の広告をすればワンサカと集まる状況だったことは当時の数々の史料から明らかになっている。
 なにしろ兵隊の給料が7円数十銭の時代に、慰安婦たちは100円以上稼いでいた。しかも休日には兵隊たちとデートしたり映画を観に行ったりし、実に自由を満喫していた。そして郷里へ仕送りをしている慰安婦たちも無数にいて、その伝票なども史料として残っている。

 慰安婦たちだけが悲惨だったのではない。戦争当事国の国民すべてが悲惨だったのだ。勿論、戦争相手国の国民も肉親を戦争で失い傷つき悲惨な経験は無数に転がっているだろう。
 現在の米国民も青年が毎日のように中東や世界各地で命の危険にさらされ、テロなどで爆死する状況と隣り合わせの状況下へ国家命令で行かされている。それが戦争というものだ。女子挺身隊で動員された軍需工場で米機の機銃掃射や爆撃で命を散らした女生徒たちはどのような償いがなされたというのだろうか。

 韓国の慰安婦『哀れ』合戦にはウンザリしている。しかも日韓間では決着済みの問題だ。それを殊更持ち出し、しかも日本のマスメディアが捏造して世界に配信して問題を国際化した責任を取ろうともせず、「慰安婦問題の核心は変わらない」などとほざいているのは正視に耐えない。
 常軌を逸した朝日新聞社は速やかに報道機関の場から去るべきだ。報道の自由とは捏造報道する自由でもなければ過ちを強弁する自由でもない。報道の自由とは事実を国民に伝えるための『取材』と『発行』の自由だ。それらを勘違いした朝日新聞社はカルト宗教と同等以上の危険な臭いを感じる。


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