韓国の悲惨な海難事故。
日本の中古フェリーを改造した定期旅客船が沈没した。主な乗客が修学旅行の高校生だったという。未だに300人近くが行方不明だという。
そのニュースをテレビで見たが、不思議な思いに囚われた。なぜなら旅客船の最上甲板の両舷に装備されている救命ボートが容器に格納されたまま整然と放置されていたからだ。容器に格納された救命ボートは海へ投げ下ろせば勝手に開いてゴムボートが膨らむようになっている。事故に遭った高校生などのご家族は断腸の思いではないだろうか。
定員が900人余で乗客が400人余だったのなら慌てることなく、順次退避すれば午前9時に異変があってから沈没する11時まで2時間もあったのだから全員が助かったはずだ。それが300人近くも行方不明とは解せない。
飛行機事故の場合と違って、海難は瞬時に船が沈むことは殆どない。船員に十分な避難訓練が実施されていれば事故当時の手順が狂うはずはない。しかし事故後の船内放送では「そこに留まれ」というものだったという。
しかもニュースで知る限りでは船員が先に避難し離船したようだ。それでは高校生はたまったものではない。彼らに救命ポートは海へ放り投げれば自然と格納容器が開いてボートが膨らんで浮かぶと知らされてなかったのだろうか。
救助時のニュースを見た限りでも旅客船の救命ポートが浮いているのを見つけることは出来なかった。なんというお粗末さだろうか。どう見ても海難の切っ掛けも、行方不明者の拡大も船員たちによる人災だ。韓国当局は公共輸送機関従事者に対する事故対処の訓練義務をどのように課し、実施状況の検証をどのようにしているのだろうか。韓国に対する内政干渉になってしまうが、ニュースに接して犠牲者や行方不明者の数の多さに驚き、そうした思いを抱かざるを得なかった。行方不明者の救助とご無事を祈らずにはいられない。
そのニュースをテレビで見たが、不思議な思いに囚われた。なぜなら旅客船の最上甲板の両舷に装備されている救命ボートが容器に格納されたまま整然と放置されていたからだ。容器に格納された救命ボートは海へ投げ下ろせば勝手に開いてゴムボートが膨らむようになっている。事故に遭った高校生などのご家族は断腸の思いではないだろうか。
定員が900人余で乗客が400人余だったのなら慌てることなく、順次退避すれば午前9時に異変があってから沈没する11時まで2時間もあったのだから全員が助かったはずだ。それが300人近くも行方不明とは解せない。
飛行機事故の場合と違って、海難は瞬時に船が沈むことは殆どない。船員に十分な避難訓練が実施されていれば事故当時の手順が狂うはずはない。しかし事故後の船内放送では「そこに留まれ」というものだったという。
しかもニュースで知る限りでは船員が先に避難し離船したようだ。それでは高校生はたまったものではない。彼らに救命ポートは海へ放り投げれば自然と格納容器が開いてボートが膨らんで浮かぶと知らされてなかったのだろうか。
救助時のニュースを見た限りでも旅客船の救命ポートが浮いているのを見つけることは出来なかった。なんというお粗末さだろうか。どう見ても海難の切っ掛けも、行方不明者の拡大も船員たちによる人災だ。韓国当局は公共輸送機関従事者に対する事故対処の訓練義務をどのように課し、実施状況の検証をどのようにしているのだろうか。韓国に対する内政干渉になってしまうが、ニュースに接して犠牲者や行方不明者の数の多さに驚き、そうした思いを抱かざるを得なかった。行方不明者の救助とご無事を祈らずにはいられない。