公共事業の大盤振る舞いと成長の限界。
日本経済は果てなく成長すると考えていたらおそらく間違いだろう。既に日本は人口減社会になっているし、勤労人口(15歳から65歳まで)で見れば対前年比百万人単位で減少している。
それでも日本の経済が果てしなく成長して、税収がいつまでも右肩上がりだとの前提で国家予算を組み続けるのも間違いだ。景気が悪いから担税力が落ちているのではなく、現状の停滞感こそが今後の日本経済の常態なのだろう。
産業革命的な革新的技術開発がなされない限り、人が関与して商品や農産物などを生産する現在の産業の在り方が今後百年以上は踏襲されるだろう。労働生産性が飛躍的に増えることがないとすれば、経済規模が現在よりも幾何級数的に増加することはあり得ない。
つまりいつの時点かを頂点としてなだからかな下り坂を下る対前年比減の経済に突入するだろう。そうした時に到って、前年比増の予算を組み続け、新規道路建設などに邁進するのは愚かなことだ。
新幹線が金沢まで延伸するとか、北海道の札幌まで延伸するというニュースに心から拍手して喜べるのだろうか。それでなくても在来線の劣化ぶりには驚かされている。嘘だと思うならローカル線のみならず東海道線でも良い、山陽線でも良い、在来線の旅をしてみるとことだ。かつての揺れとは比較にならない列車の揺れに鉄路床の保線管理が行き届いていないのではないかと思わざるを得ない。
新幹線の停車駅以外の在来線の駅前の凋落ぶりも実際に見て歩かれることをお勧めする。この国は既に成長の限界を迎えているのではないかと実感するだろう。それでも通貨車両の閑散とした国道と並走する、猪が疾走するだけの山陰の高速道路を安倍さんは延伸するのだろうか。
それでも日本の経済が果てしなく成長して、税収がいつまでも右肩上がりだとの前提で国家予算を組み続けるのも間違いだ。景気が悪いから担税力が落ちているのではなく、現状の停滞感こそが今後の日本経済の常態なのだろう。
産業革命的な革新的技術開発がなされない限り、人が関与して商品や農産物などを生産する現在の産業の在り方が今後百年以上は踏襲されるだろう。労働生産性が飛躍的に増えることがないとすれば、経済規模が現在よりも幾何級数的に増加することはあり得ない。
つまりいつの時点かを頂点としてなだからかな下り坂を下る対前年比減の経済に突入するだろう。そうした時に到って、前年比増の予算を組み続け、新規道路建設などに邁進するのは愚かなことだ。
新幹線が金沢まで延伸するとか、北海道の札幌まで延伸するというニュースに心から拍手して喜べるのだろうか。それでなくても在来線の劣化ぶりには驚かされている。嘘だと思うならローカル線のみならず東海道線でも良い、山陽線でも良い、在来線の旅をしてみるとことだ。かつての揺れとは比較にならない列車の揺れに鉄路床の保線管理が行き届いていないのではないかと思わざるを得ない。
新幹線の停車駅以外の在来線の駅前の凋落ぶりも実際に見て歩かれることをお勧めする。この国は既に成長の限界を迎えているのではないかと実感するだろう。それでも通貨車両の閑散とした国道と並走する、猪が疾走するだけの山陰の高速道路を安倍さんは延伸するのだろうか。