民主党代表には野田氏を再選すべきだ。
次の解散総選挙に民主党は野田氏を代表として戦うべきだ。既に党内の一部には「野田氏では戦えない」と党代表交代を策す動きがあるようだが、飛んでもない。国民の「消費増税」に対する反感を逸らすために別人を持って来ようとするのは誤魔化し以外の何物でもない。堂々と野田氏で戦い、民主党への怒り心頭に達している国民の断罪を受けるべきだ。
同じように、自民党も谷垣氏を総裁に再選して谷垣氏で選挙を戦うべきだ。三党合意という議会制民主主義大破壊の禁じ手を用いて「消費増税」を決めた上で、参議院では「三党合意で消費増税を決めた野田首相への問責決議」に賛成するという強烈な自己否定をするという自己矛盾にも動じない鉄面皮にノーを国民は突き付けなければならない。それは谷垣自民党への落選運動で国民の総意を示さなければ気が済まない怒りだ。
両党が奇しくも9月に党首改選を迎えているのも何かの運命だろう。両者が同じように再選されて「近いうち」とはいつなのか、飲み友達の会話のようなマジメな話の続きの決着を付けてもらいたいものだ。ちなみに、関西で「近いうち」といえばノーということだ。「いつかメシでも食べに行こう」と誘われて「近いうち」と返答されれば、行かないことだと理解するのが普通だ。