国際法を公然と無視する露国が信用ならないのは歴史的に証明されている。
ポツダム宣言を受諾して武装解除した日本固有の領土に進軍してそのまま占領という無法行為を継続している露国が「欧州をミサイル攻撃をしないからMD構想に乗らないように」なぞと言うのはおこがましいにも程がある。
明確な国際法違反はシベリア抑留と残酷な仕打ちにも証明されている。何人の日本国民を虐殺したのかさえ、露国は未だに明らかにしていない。いかに終戦直後の混乱に乗じたといえども、その悪辣な行為は永遠に世界史に刻み続けられるだろう。
露国が近隣諸国に何をしてきたか、改めて論う必要もないだろう。明治日本は露国の南下政策と激突したが、それは朝鮮半島が国家といえるほどの体をなしていなかったからだ。その前には弱体化しきっていた清国にすら侵略されかけた。その日露戦争以外にはシベリア出兵があったものの、日・露は当時不侵条約を締結していた。それにもかかわらず一方的に破棄して火事場泥棒のように日本の国土を侵略し、島民を追放した。
露国と付き合うのは考えものだ。どのような約束も簡単に反故にしてしまう。第一、大統領が首相になって傀儡の大統領を当選させるなどという前近代的な政治を堂々と行う国家だ。欧州はよくよく用心することだ。