冒頭から審議拒否とは。
仙谷氏は「自分に辞めろ」と言った人はいない,といったと言う。それなら私が「辞めろ」と言おう。かつて、62年前だが、片山潜氏が社会党党首で政権を獲ったことがあった。しかし半年足らずで連立与党内の派閥抗争が激化して瓦解し、それから数十年間も自民党政権が続いた。
同じ愚を菅氏と仙谷氏は繰り返そうというのだろう。非小沢政権と称して大手マスコミに煽てられて馬鹿な豚が木に登った。「政倫審に出て説明せよ」と小沢氏にのたまうとは何事だ。小沢氏に疑惑があるというのなら、まず岡田氏は党内で小沢氏に「あなたの疑惑について聞きたい」と言うべきだろう。
そうすると小沢氏は明快に返事する。「私の疑惑とは何か、あなたが説明してくれ」と。すると岡田氏はたちまち説明に窮する。なぜなら大手マスコミは「政治とカネ」の呪文は繰り返すがその具体的な中味の指摘は一切していないからだ。岡田氏も小沢氏の「政治とカネ」なる疑惑を具体的に指摘できないだろう。なぜなら疑惑は何もないからだ。
馬鹿な検審会委員が「裁判で白黒つける」とした期ズレに関しては登記簿謄本を持参して見せて街の不動産屋に聞けば明快に説明してくれる類のものだ。それが説明できなければ彼は「宅建主任」の免許を返上しなければならない。それほど基本的な事項だ。つまり農地の転用は五条申請を農業委員会に提出して許可を得なければ取引はもちろん名義の登記は出来ないことになっている。それが小沢氏の期ズレの原因だ。それすら知らなかった検察官と大手マスコミ記者とは何者だ。世間知らずの単なる馬鹿ではなかったのか。その程度の「疑惑」に乗ってテレビのコメンテータやMCは大騒ぎしたのだ。恥を知れと言いたい。
馬鹿な菅氏や仙谷氏と違って、賢明なる野党議員諸氏は小沢氏に疑惑は何もないと知りつつ、政審会に小沢氏を引っ張り出せ、いや議院証言法の適用される会議に引っ張り出せと息巻いている。検審会議決による強制起訴がいかに恐ろしい無法行為か、知らない野党自民党議員はいないはずだ。それでも猶、小沢氏を国会に引きずり出そうというのなら彼らも「為にする」菅・仙連合と何等変わらないことになる。その程度の政治家だったのかと、断定せざるを得ない。
小沢氏の問題は与野党取引のカードではありえない。米国から日本が独立するのか否かの鬩ぎ合いにある。それが判らない石破議員ではないだろう。いかに魂を米国に売り渡していても、石破議員に一片の良識でも残っていれば、小沢氏の第七艦隊ほど日本にいれば良い、とする発言の本旨は理解していたはずだ。今もGHQ体制のままに日本の首都圏を米軍に制圧されている状態を了としていないはずだ。
隷米国家として日本が存在し続けるのが良いのか、日本国家は日本国民が守るとする、世界で普通の国家になることが望ましいのか、日本国民に問うのは小沢氏しかいない。菅氏はすでに自民党以上に米国に取り込まれた政治家だ。もはや彼のいかなる政策にも期待できない。一日も早く退陣して小沢氏に譲ることだ。刑事被告人が首相になってはならないという条文は日本の法律の何処にも存在していない。小沢氏こそが日本国の首相にふさわしい。