どこまで愚かなのか。

 靖国問題は最初に朝日新聞が中国にA級戦犯が合祀されていると告げ口をしてから問題化したものだ。それまで何の問題もなく、天皇陛下も靖国神社に参詣されていた。中国が因縁をつけて来た時にあくまでも国内問題として突っ撥ねれば外交カード化しなかったものを、時の首相中曽根氏が参拝を中止したことにより外交問題として浮かび上がったものだ。


 


 そもそも日本にA級もB級もC級も戦犯は存在しない。国会ですでに名誉回復を全会一致で決議しているからだ。それをA級戦犯が存在しているとしたのは日本を代表する大マスコミだ。彼らがいかに国益を棄損してきたか、韓国内での「従軍慰安婦」なる誤った問題を提起したのも朝日新聞だった。それまでは常識として日本にも昭和31年までは赤線が存在し、郭は合法だった。若者たちに明言しておきたいが、日本は昭和31年4月に売春は禁止されたが、国際的に売春が禁止されていない国も多数存在する。たとえばオランダなどがそれに当たる。外交問題化された韓国のキーセンパーティー接待女性も25歳までの韓国女性による国家管理された売春婦だった。


 


 従軍慰安婦はいないが、民間の郭経営者による慰安所が軍隊の移動に伴って随行して売春商売をした。当然売春婦は命を懸けた兵隊の何十倍もの利益を手にした。そのため慰安所の売春婦を志願する女性は多数存在したのは事実だ。それらが今になって「従軍」慰安婦だとして日本国を相手に提訴しているのだ。繰り返し言う。従軍慰安婦は存在したことはなかった。ただ軍隊の後をついてきて売春を商売にした「慰安所」は存在したのは間違いない。そのことと日本の国家とは何ら関係ない。


 


 岡田氏はそうした歴史を学ぶべきだ。一々参詣するとかしないとかいう必要はなく、当然のこととして国家の危急に殉職した兵士たちの慰霊に頭を下げるのは日本国民としてだけではなく、世界共通のことだ。たとえば独立戦争で英国軍と戦って死んだ米国無名戦士が祭られているアーリントン墓地に英国首相も花を手向ける。それが国家的な礼儀というものだ。靖国に参詣するなと、中国や韓国はどの面を下げていえるのだろうか。日本が中国と戦ったのは主として孫文の軍であり、逃げ回っていた毛沢東の軍ではなかった。韓国とは戦争すらしていない。そうした歴史的事実と照らし合わせるなら、中国や韓国の反発は徹底無視すべきだ。岡田氏のそうした認識こそが外交カードを相手国に渡すことに他ならない。実に愚かなことだ。



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