米軍は日本の防衛に役立っているのか。

 日本に米軍が駐留していて今回の中国の尖閣諸島への強硬姿勢だ。はたして在日駐留米軍は日本の防衛に役立っているのだろうか。そして何のために駐留しているのか、日本は真剣に考えなければならないだろう。


 


 その米軍が対中国防衛のコストとして「思いやり予算」を増額するように求めているという。先日もグアム移設経費負担の増額を求められたばかりだ。米国は日本を都合のよい財布程度にしか考えていないのではないだろうか。


 


 そして一昨日には米国のジャーナリストが日本の岩島を守るために日米安保はあるのではないし、尖閣諸島の帰属は中国の方に分がある、などと不勉強な評論を米国紙に掲載したりしている。本当に程度の悪い用心棒だなと米国のありかたにはうんざりする。


 


 普天間移設先として米国が辺野古沖の基地実現を早期に求めてくるという。中国が尖閣諸島をよこせ、というのと米国が基地をよこせ、というのとどれほどの違いがあるのだろうか。所詮は自前の国家防衛軍を持たないために言いたい放題を言われているのだ。


 


 これまで米軍は「竹島」奪還や「北方領土」奪還に少しでも役立っただろうか。今回も中国は日本に米軍が駐留しているのを承知の上で「尖閣諸島」をよこせと息巻いている。近隣諸国による日本固有の領土蚕食を許すのなら、米軍にはお引き取り願ったらどうだろうか。それも移設経費を負担してではなく、フィリピンや韓国並みに米軍の撤退は米軍経費で行ってもらい、基地は地上施設を撤去し整地まで米国の経費で行ってもらうことだ。


 


 これまで思いやり予算と基地負担などで日本が支出していた経費のすべてを自衛隊に投じて人員の確保と装備の拡充を行って、日本の防衛は日本人で行うとの世界各国では当たり前のことを日本でも行おう。これは決して狭隘なナショナリズムではない。国家として当然の行為であり権利だ。


 


 中国の言いかがりに対して半端な「話し合い」で解決できるなどと安易なことは思わないことだ。国家として米軍が中国の言いがかり解消に役に立たないのかどうかを米国に突きつけ、役に立たないと分かれば「とっとと帰れ」との姿勢を米国に示すべきだ。


 中国に対しては日本は一歩も引かないし今後中国のそうした行為に備えて軍備増強に転じる、との国家の方針を示すべきだ。


 


 中国は国境を接する諸国と国境線をめぐって何度血を流しているか、中国の凶暴ぶりを認識してしっかりと日本の国家としての「尖閣諸島は日本固有の領土である」との姿勢を揺るぎなく毅然と示すことだ。



このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。