何を今頃。
枝野氏は今まで何をしていたのだろうか。今になって政府に対策を申し込むとは、ノー天気もここまで極まれば「何か新しいジョークか」と前後の記事を思わず読み返してしまう。
それに対して仙谷氏が「検討する」とは何もしていないということなのだろう。全く政府の体を為していない。昨日先週の前説通りに菅氏が白川氏と面会して日銀の円高対処法を問うのかと思ったら、なんと電話で二言三言話しただけで具体的な対応策は何もなかったという。それで今日の株価9000円割れだ。
政府・日銀の無策ぶりには呆れてものも言えないが、それに輪をかけた枝野氏と仙谷氏のやり取りだ。気の利いた漫才師ならもっと生き目のいく会話をするだろうが、彼らの会話は「政府と民主党は無策だ」とバカぶりを露呈しただけだ。一日も早い退陣をお願いするしかない。誰と交替しても彼らよりはましだろう。大学で経済原論を習った程度でも、もっと気の利いた対応策を二つ三つ示すだろう。党と政府高官の無能・無策ぶりで国民は大いに困っている。