代表選は政策で争うべきで、変な手打ちはしないことだ。
夏の猛暑に見舞われている十数日を菅政権が無策で過ごしている間、日本経済はリーマンショック以来の株安と円高に見舞われてきた。今日の株価に見る限りでは菅首相の無策ぶりが日本経済に与えたマイナスはリーマンショックに劣らない打撃だったということだ。
鳩山氏が時の氏神に躍り出て菅氏と小沢氏との仲介役を買って出ようというのは余計なことだろう。民主党の代表が党規約に従って民主的に選ばれることが何よりも大切ではないだろうか。菅氏が刮目に値する経済政策を打ち出して切れ目があってはいけないというのなら鳩山氏の仲介も意義があるが、菅氏とその政権の無能・無策ぶりを見せつけられていると「もう良いか」と首を横に振らざるを得ない。
民主党のサポータと議員はどうか知らないが、個人的には早々に退陣して戴きたい。これ以上菅氏とその仲間によって国益を棄損して欲しくないのだ。このブログで一日も早い対応が必要と円高と株安に警告を発して何日経っただろうか。その間、政府では議題にすら上がらなかった。何というノー天気だろうか。代表選にうつつを抜かして、具体的な政策を打ち出さないで無為に過ごしてきた菅政権は存続すべき必要性を全く感じない。
鳩山氏は変な仲裁はしないことだ。それでなくても小沢氏は陰の実力者と言われてきた。ここらで表に出て最後のご奉公すべきだろう。その機会を鳩山氏の余計なお節介で奪ってはならない。