環境保護団体はなぜ沈黙したままなのか。
メキシコ湾の海底油田で事故があり、米国のフロリダ半島沿岸に原油が大量に漂着している。そして海洋生物やペリカンなどの海鳥にも大きな被害が広がっているようだ。
日本の調査捕鯨には体を張った抗議を繰り返す環境保護団体は米国民から多額な献金を受けているようだが、当の米国民間団体が人海戦術で漂着原油を除去しようとしているようにみられないのはどうしてだろうか。日本の捕鯨に対しては環境保護を名目に反対するが、自国の貴重な自然が破壊される環境汚染には無関心なのだろうか。それともしっかりと活動しているが日本のマスコミがそれを伝えていないだけなのだろうか。
いずれにせよ、マナティなどの生息する貴重な環境が破壊されるのは由々しき問題だと、日本の捕鯨に対する場合以上のエネルギーで米国の環境保護団体には取り組んでもらいたいものだ。