過剰な排ガス規制は異常だ。
< トランプ米大統領は18日、カリフォルニア州に対して従来認めてきた自動車の排ガス規制を独自に設定できる権限を取り消すとツイッターで表明した。トランプ政権が現行の排ガス規制緩和を進めるなか、環境政策を重視するカリフォルニア州は政府より厳しい基準策定を進めていた。カリフォルニア州は法廷闘争に持ち込む方針で、対立が長期化しそうだ >(以上「毎日新聞」より引用) CO2地球温暖化説に異を唱えている私はトランプ氏がカリフォルニア州の排ガス規制を見直す、という見解をツイッターで表明したのを歓迎する。なぜなら過剰な排ガス規制は却って環境を破壊するからだ。 これ以上内燃機関でCO2の排出を極端に減らすのは出来ない相談だ。そして地球環境で現在のCO2濃度は地球始まって以来の超低濃度という段階にあることを誰も正確に知らされていない。 現在、大気中のCO2濃度は0.37%でしかない。原始地球のCO2濃度は約20%だったと想定されている。そこに光合成植物が誕生してCO2をCとO2に分離した。Cは炭素で主として石炭や石油として地中に固定化された。 O2は酸素として大気中に放出されて現在の大気濃度は16%に達している。自動車に積載したエンジンがガソリンを燃焼して動力源にしているが、排ガス規制以前は異常な状態だった。健康被害はCO2よりも排ガスに大量に含まれた硫化化合物や窒素化合物の方が深刻だった。 むしろ地球規模からみるとCO2の排出はC(炭素)循環として正常な生態系の一環でしかない。人の体を形作るにも様々な元素と一緒に炭素も必要不可欠だ。 過ぎたるは及ばざるが如しという。酸素も過剰は決して健康に良くないことが解っている。体内の「活性酸素」が体の各組織を錆びさせて老化を早めることが解明されている。ただ生きるために酸素が必要なのは事実だが、過剰が良くないということだ。 私はCO2を目の敵にしている連中はCO2利権を目論んでいる「利権屋」だと考える。内燃機関を動力とする自動車はCO2を出すから良くない、という理由で内燃機関を動力とする自動車の撲滅を図っている。それは排ガス規制で日本の自動車に世界各国の自動車が敗れたからだ。 厳しい米国の排ガス規制を達成できるエンジンは日本にしか造れない。そして高効率の自動変速装置も日本にしか造れない。だから日本を除く世界