停戦後は祖国復興のためにパレスチナ人が責任を持って立ち上がるべきだ。

<◎ハマスが人質解放、生存20人引き渡し-エジプトでガザ和平会議
 ◎停戦はなお不安定な状況で、多くの重要課題が未解決のまま

  トランプ米大統領は13日、パレスチナ自治区ガザの将来を協議する会議に集まった各国・地域の首脳らに対し、米国主導のイスラエルとハマスの停戦を恒久的な和平へとつなげるよう呼びかけた。トランプ氏は今回の合意について、戦禍に苦しむ地域の「新たな始まり」だと強調した。  
 エジプト東部シャルムエルシェイクでの同会議でトランプ氏は「われわれは今、長く続いた確執や憎しみを乗り越える千載一遇の機会を得ている」と発言。「私たちは共に、壮大で、偉大で、そして永遠に続く平和を築き上げていく」と続けた。
 イスラエルにも立ち寄ったトランプ氏の強行日程の外遊は、2年に及ぶイスラエルとハマスの戦闘終結への期待を一段と高めた。
 同氏は「われわれは誰もが不可能だと言っていたことをやり遂げた。ついに、中東に平和が訪れたのだ。これからは再建の始まりだ」と述べた。
 しかし、停戦はなお不安定であり、多くの重要課題が未解決のままだ。トランプ氏は、戦闘で甚大な被害を受けたガザで食料や支援物資の供給が始まったと述べたうえで、「豊かな多くの国々」が再建資金の拠出を約束していると明らかにしたが、具体的な国名には言及しなかった。
 会議には、エジプトのシシ大統領、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルツ首相、カタールのタミム首長、イタリアのメローニ首相、スターマー英首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長ら、欧州と中東から約30人の首脳が出席した。ただイスラエルのネタニヤフ首相は、間近に迫ったユダヤ教の祝日を理由に招待を辞退した。
 ガザの今後の行方には不透明感が残るものの、トランプ氏は今回の停戦を「歴史的な成果」と位置づけ、いかなる勢力もこれを損なうことのないよう協力を呼びかけた。

 これに先立ち、イスラエル国会(クネセト)で演説したトランプ氏は、今回の合意を「新たな中東の歴史的夜明け」と表現し、議場で熱烈な歓迎を受けた。ホワイトハウスが公表した演説抜粋によると、トランプ氏はイスラエルに対し「戦場でのテロリストへの勝利を、中東全体に平和と繁栄をもたらす究極の成果へとつなげるよう」求める一方、ガザの人々には「安定、安全、尊厳、経済発展という基本を取り戻し、子どもたちが本来得るべきより良い生活を手に入れられるよう努力すべきだ」と呼びかけた。
 イスラエルとハマスの和平案第1段階の合意を受け、ガザでハマスに拘束され、生存していた人質20人が現地時間13日に解放された。2023年10月7日のハマスによる奇襲攻撃で連れ去られ、ガザで最後まで拘束されていた人質が解放されたことで、2年間続いた戦闘は一つの節目を迎えた格好だ。イスラエル側も約2000人のパレスチナ人収監者を釈放した。  
 エジプトのシシ大統領は、11月にガザ再建に関する首脳会議を開く意向を示し、トランプ氏にも出席を求めたい考えを明らかにした。
 一方で、停戦の持続性には懐疑的な見方が根強い。トランプ氏の演説はイスラエル国会では熱狂的な拍手で迎えられたものの、その直後に同国のカッツ国防相は、ハマスが「13日までに人質の遺体を引き渡す」との約束を履行していないと指摘。「遅延や意図的な回避は、合意の重大な違反と見なし、相応の対応を取る」と警告した>(以上「Bloomberg」より引用)




トランプ氏、ガザ恒久和平への協力呼びかけ-「新たな始まり」と強調」と米国紙が報じ゛ている。もちろん「停戦合意」が即「永久平和」ではない。双方が武力衝突を回避する、ということでしかない。それでも戦火が静まったガザは平和そのものではないか。
 ただ住民にとっては、今後の暮らしの基盤づくりが大変だ。戦後復興が急がれるが、もとよりパレスチナにマトモな政府があったわけではない。つまり国家経済らしきものすらなかった。国際支援で「臨時政府」は存続していたが、電気や水といった基本的な社会インフラもイスラエルの善意で供給してもらっていた。実質的なガザ支配はハマスが牛耳っていたが、社会インフラ整備をするでもなく、病院や学校の地下に司令部を構築したり、イスラエル領へ向けてトンネルの掘削など、ほとんどパレスチナ人にとって何ら利益のない作業に勤しんでいただけだ。

 1万5千人もいたハマスの戦闘員がすべて戦死したわけではない。また、停戦合意によりハマスが武装解除したわけでもない。ただハマス最大のスポンサーだったイランがトランプ政権の空爆によりイラン革命軍司令部の壊滅や司令長官の殺害などがあって、ハマスへの支援が細っていた。さらにイランが核開発協議の「枠」に戻ることから、ハマス支援が不具合になっていた。
 イラン以外にハマスを支援していた中国が国内経済の悪化により、ハマス支援どころではなくなっていた。そうしたハマスを取り巻く状況の悪化がイスラエルとの戦闘劣勢以上に停戦合意に同意した大きな要因だ。支援を失えば戦闘員への報酬が滞り、ハマス幹部の身が危険になる。なにしろ戦闘員は武装しているから、弾丸は前からだけでなく、後ろからも横からも飛んでくる可能性がある。

 瓦礫と化したガザの戦後復興には莫大な国際支援が必要だ。いったい如何なる国や機関がガザ地区の戦後復興に援助するのか。
 この際、すべての地下壕やトンネルを破壊して、テロ集団がガザ地区パレスチナ人を盾にして籠城できないようにしておく必要がある。戦後復興のために瓦礫を撤去する際に、地下部分も完全に撤去する必要があるとの口実を設けて、重機でガザ地区全域を掘り返すことだ。そして大胆な都市計画に沿った計画街路を決定し、ガザ地区を広く明るい街並みにすべきだ。

 そしてパレスチナ難民も復興したガザ地区へ帰還すべきだ。祖国復興に国民が汗をかかないで、すべてを支援に頼って祖国と呼べるだろうか。子々孫々に受け継いでもらう祖国のためにパレスチナ人は一致結束すべきだ。

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