武力による国境線の変更は決して認めない、という強い決意こそが必要だ。
<欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)は20日、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けたトランプ米大統領の仲介を歓迎する一方、「被害者であるウクライナに圧力をかけるのは適切なやり方ではない」と述べ、領土割譲を前提とした和平交渉に反対する立場を示した。ルクセンブルクで開かれた外相理事会後の記者会見で語った。
カラス氏は「侵略者はロシアであり、ウクライナはその被害者だ」と指摘。「侵略者が望むものを手に入れれば、世界の全ての侵略者に欲しいものは奪えばいいというシグナルを送ることになる」と語り、国際法上の領土保全原則を守る重要性を訴えた>(以上「時事通信」より引用)
カラス氏は「侵略者はロシアであり、ウクライナはその被害者だ」と指摘。「侵略者が望むものを手に入れれば、世界の全ての侵略者に欲しいものは奪えばいいというシグナルを送ることになる」と語り、国際法上の領土保全原則を守る重要性を訴えた>(以上「時事通信」より引用)
「ウクライナ領土割譲に反対 「侵略者はロシア」―EU外相」と、EUがウクライナ領土の割譲に反対する姿勢を改めて強調した。EUとしては当然の反応だ。
つい先日、ホワイトハウスを訪れたゼレンスキー氏にトランプ氏は「ウクライナ領を割譲せよ」と迫り、ゼレンスキー氏が拒否するとテーブルに広げていた地図を丸めて投げつけたという。トランプ氏の英知なき野卑な態度にはウンザリするが、米国の大統領だから日本国民の私がどうこうすることが出来ないのも腹立たしい。
なぜトランプ氏はプーチンの云うがままに操り人形のように動くのだろうか。なにか弱みでも握られているのだろうか。挙句の果てにプーチンからベーリング海峡を繋ぐ「プーチン-トランプトンネル」構想を提起されて、トランプ氏は自分の名を冠したトンネル構想に欣喜雀躍したという。本当にトランプ氏は大丈夫だろうか。
トランプ氏にロシア情勢を報告しているのは誰だろうか。いったい如何なるロシア情勢の知識を基に、ウクライナ侵略戦争の停戦構想を立てているのだろうか。ロシアは既に国家の体を成さないほど経済が崩壊し、国民生活が極度の共謀を迫られていることをトランプ氏は知らないのだろうか。
戦争遂行能力にしても、ロシアは前線部隊の弾薬や食糧が払底して、ロシア兵の士気が著しく低くなっているのも、トランプ氏は知らないのだろう。それに対して、ウクライナ軍はロシア軍と比して極めて少数ながら押し寄せるロシア軍の人海戦術に耐え、少しづつ領土を奪還している。
そのウクライナ軍に対してEUは武器・弾薬の増産体制を敷いて、積極的に支援している。ことにロシアのドローン攻撃を受けた東欧の国々は危機感を強くしてウクライナ支援に傾いている。
カラス外交安全保障上級代表(外相)はウクライナの領土割譲に強く反対している。当然と云えば当然だろう。トランプ氏を現代のチェンバレンにしないためにも、EUは結束してウクライナを支援して、独裁者プーチンを倒さなければならない。
それは直接プーチンを暗殺することではない。ロシア国民に自分たちを苦しめているのは誰かを解らせれば良いだけだ。なぜ暗く寒い夜を震えて眠らなければならないのか、をロシア国民に解らせれば良いだけだ。そうすればプーチンは前線だけでなく、国内からも攻撃を受けることになりクレムリンから逃げ出さざるを得なくなる。そして、その日も遠くない。武力による国境線の変更は決して認めない、という強い決意こそが私たちに必要だ。