ホワイトハウスはいつまで認知症のバイデン氏に外交させるつもりか。
<米中高官会談で日本領空侵犯提起 習氏、台湾問題で米に譲歩せず
サリバン米大統領補佐官は29日、中国の習近平国家主席と会談した。習氏は安定した米中関係構築に注力すると表明する一方「主権と安全、発展の権利は断固守る」と述べ、台湾問題などで譲歩しない姿勢を鮮明にした。サリバン氏は米中対立を管理するため対話を維持する重要性を強調した。米中両政府が発表した。
サリバン米大統領補佐官は29日、中国の習近平国家主席と会談した。習氏は安定した米中関係構築に注力すると表明する一方「主権と安全、発展の権利は断固守る」と述べ、台湾問題などで譲歩しない姿勢を鮮明にした。サリバン氏は米中対立を管理するため対話を維持する重要性を強調した。米中両政府が発表した。
サリバン氏は27~28日の王毅外相との戦略対話で、数週間以内に首脳電話会談を実施する計画を調整した。
ロイター通信は29日、米政府関係者の話として、サリバン氏が王氏との協議で、26日の中国軍機による日本領空侵犯の問題を提起したと報じた。
サリバン氏の訪中は21年の就任後初めて>(以上「共同通信」より引用)
北戴河会議以来の中国政府に「異変」があるとの情報を確かめるために大統領補佐官サリバン氏の訪中を注視していた。果たして中国は何も変わらない、という残念な結果だった。
習近平氏は相変わらず荒唐無稽な「尖閣諸島は中国領土」論を振り翳し、論外とも云える「台湾進攻」を口にした。「戦狼外交」を転換して、先進自由主義諸国、とりわけ日本との関係を改善する、と伝えられていた「異変」は誤りだったようだ。
北戴河会議では「台湾と友好関係を構築する」と方針転換したはずだが、習近平氏は「台湾問題などで譲歩しない姿勢を鮮明にした」というから絶望的だ。中国は経済崩壊の坂道を転がり落ちるしかない。その先にあるのは中国そのものの崩壊だが、習近平氏の目には、そうした簡明な事すら見えないのだろう。
時恰も、日本の愚かな「親中派国会議員」が大挙して中国を訪問しているが、なぜ国益に反する行動を堂々と日本の政治家たちは行えるのだろうか。この中国が困っている時期には、中国を突き放して「対岸の火事」を眺めていれば良いのだが、そうした外交のイロハすら心得ていないのだろうか。
或いは「26日の中国軍機による日本領空侵犯」を盾に、「訪中を中止する」と伝えれば良かった。日本の政治家諸氏の甘さは絶望的ですらある。彼らに外交を決して担当させてはならない。訪中団にいかなる国会議員がいるか、日本国民はしっかりと覚えておくべきだ。彼らこそ反日政治家だからだ。
そしてサリバン氏が訪中した目的は何だったのだろうか。彼もまた北戴河会議で習近平氏が叱責されて政策転換したという情報を確認するために訪れたのだろうか。いや、それなら訪中するまでもない。中国人不法移民を中国へ送り返せば良いだけだ。そうすれば中共政府が何らかの反応を示すはずだ。わざわざ大統領補佐官を派遣する必要はない。
大統領バイデン氏は退陣を表明している。その補佐官が何の用があって訪中したのだろうか。あるいはバイデン氏退任の挨拶で訪中したのだろうか。「中共政府が支払ったバイデン氏への巨額な賄賂の効果はこれまでだよ」とでも伝言したのだろうか。
あるいは「巨額賄賂はハリス氏に引き継ぐから宜しく」とでも伝言したのだろうか。この時期にバイデン氏の補佐官が訪中する目的は他にないだろう。記事によると「サリバン氏は27~28日の王毅外相との戦略対話で、数週間以内に首脳電話会談を実施する計画を調整した」というが、それこそ「お別れ報告」だろうか。認知症を疑われて大統領候補選から自ら降りた人物が中国と電話対談させるホワイトハウスの見識こそ問われるだろう。