日本の主要マスメディアがトランプ氏を嫌うのは何故だろうか。

暗殺未遂は選挙の追い風になるか
 13日(日本時間14日午前)、米共和党のドナルド・トランプ前大統領が米ペンシルベニア州で開かれていた集会で、演説中に銃撃された。男性1人が死亡し、2人が重傷を負った。
「トランプ氏を撃ったのは、同州に住むトマス・マシュー・クルックス容疑者(20歳)。シークレットサービスによってその場で射殺されました。共和党支持者としての登録もあったため、動機などについて調べが進められています」(在米ジャーナリスト)
 奇跡的にかすり傷だけですんだトランプ前大統領。ネット上では『共和党の自作自演』や『2022年7月に暗殺された安倍晋三元首相が声をかけて守ってくれた』などというトンデモない噂も流布された。
 間違いないのはこの事件がトランプ前大統領にとって、選挙戦の追い風になることだ。
 米大統領選挙は日本にとっても重要な意味合いを持っている。もし、トランプ前大統領が大統領に返り咲けば有事の際、「米軍が守ってくれない」ことも考えられるからだ。

トランプ再選は沖縄の未来を左右する
 特に日本最大数の米軍基地と軍人を抱える沖縄県民はこのニュースを複雑な思いで受け止めている。
 沖縄県内の米軍基地の5段階ある警戒レベルも下から2番目の「アルファ」をキープしている。
 暗殺未遂事件を巡っては基地内を二分するような反応も見られたという。在日米軍事情に詳しいジャーナリストが明かす。
「トランプ氏が撃たれたと聞いたとき、『ヤッター!』と歓喜し、万歳までした熱狂的な民主党支持者の米軍人もいたそうです。一方の共和党支持の軍人はトランプ氏の無事に安堵し、拳を振り上げた瞬間、『これで選挙の結果は確実なものになった』と歓喜したそうです。これはアメリカの大統領選挙の象徴的な反応を示しています」
 米軍の総兵力はおよそ143万人。そのうち在日米軍の総数は5万5000人で沖縄には約2万人が駐留している。
 そのため、米軍、軍属らによる事件は県外よりも圧倒的に多い。
 7月12日には嘉手納基地所属の空軍兵が16歳以下の女性をわいせつ目的で自宅に連れ込み、性的暴行を行った罪に問われている裁判も始まった。
 軍人による事件は性的暴行事件に限らない。環境汚染、窃盗、飲酒運転、事故、喧嘩……殺人事件に発展したこともある。基地と密接して暮らす沖縄の人々にとって、トランプ前大統領の再選は今後の沖縄を左右する重要な局面でもあるのだ。

トランプ支持の米軍人たちの思いとは
「もしトランプ氏が大統領に再選したとしても沖縄の置かれた状況は悪化すれど、良くはならないでしょう。『アメリカファースト』のトランプ氏は自国民を優先させ、地位協定は結ばれていてもそれを無視し、米軍がらみの犯罪は揉み消したり、明らかになったところでも適切な裁判を受けさせない。そうした行動に出てもおかしくはない。正義と秩序を優先させる大統領であってほしいです」
 米軍基地や日米安全保障条約に詳しい沖縄国際大学の前泊博盛教授(日米安保論)はそう話す。
 複雑な思いでトランプ優勢を見守る沖縄県民の一方で、再選を期待する人々もいる。軍人たちだ。
「沖縄の米軍人の中には共和党支持者が多く、トランプ再選を期待する声は多い。トランプ氏が大統領になったほうが戦争を回避してくれると思っている」(前出・前泊教授、以下「」も)
 トランプ再選は緊迫する中国と台湾情勢にも密接に関わっている。台湾に最も近い沖縄の米軍は台湾有事が勃発すれば無関係ではいられなくなると見られる。
「バイデン氏が続投した場合、沖縄の米軍基地に戦闘機を配備強化し、日本も戦争へと牽引するとの情報も流れている。バイデン氏は台湾有事を仕掛け、日本は中台戦争に巻き込まれる危険性も指摘されている。むしろ、トランプ氏が再選するとその流れは止まるとの期待があるんです」
 実は中国や北朝鮮、ロシアとのチャンネルを持っているのはトランプ前大統領だという。
「米軍の中で共和党支持者が多いのは民主党政権に比べ、戦争をしないからですよ。彼らだって死にたくない。戦争を仕掛けない政権、つまり共和党出身の大統領になれば大事にしてくれるんじゃないか、という期待がある」
 戦争を仕掛けないトランプ前大統領。だったら戦争は起きず、日本が巻き込まれる可能性は少なくないはずだ。
 これはあくまでも平和的な状況が長く続けばの話だ。
 ひとたび戦争が起きれば在日米軍は守ってくれない。自衛隊は沖縄の防衛にあたり、一般国民は増税という形で戦争に協力していくことになる>(以上「週刊現代」より引用)




 日本のマスメディアにしては珍しく「《トランプ暗殺未遂》「むしろバイデン継続なら沖縄は戦場に...」共和党支持の米軍人がトランプ再選を願う「理由」」と題してトランプ再選を願う記事を掲載した。
 日本の主要マスメディアは米国主要マスメディアに追従しているため、反トランプの記事で溢れている。デッチアゲとしかも得ない取るに足らない内容で起訴されているトランプ氏を犯罪者であるかのように報じるのは米国マスメディアと変わらないが、日本のマスメディアの方が重体だと思うのは米国の現地情勢を殆ど何も知らないからだ。米国の各種マスメディアが調査した両者の支持率を掲載しておく。いかにREUTERSの調査が偏ったものか解るだろう。

 民主党(青色)州の筆頭とも云えるカリフォルニア州がどんな状況か、日本国民の殆どは何も知らない。そこでも「万引き950ドル基準」があって、1,000ドル未満の万引きなら微罪のため、警察が逮捕しないので万引き天国だ、という嘘のような事態になっている。さらに、ホームレスまで夜間には身の危険を感じるため、夕刻になると街を出て郊外へ移動するという。
 世界的に名高いカリフォルニアのシリコンバレーも治安の悪化が酷くなり、有名どころの企業がシリコンバレーを後にしている。さらにカリフォルニアでは警察予算が削減されて、警察官の数が絶対的に足らないという。青州はおおよその処、こんな状況にある。

 ハリス氏はそうした青州の筆頭・カリフォルニア州の法務長官として政治的キャリアを開始した。だから彼女の政治的立場は極右で、しかも副大統領として移民問題を担当した国境担当長官として無能振りを遺憾なく発揮した。バイデン政権発足当時と、三年半後の米国社会を比較すると、民主党政権がいかに無能だったかが明らかだろう。
 バイデン氏が不人気だったのは、もちろん81歳という高齢も原因の一つだが、CO2地球温暖化詐欺を積極的に受け入れたシェールオイルの新規掘削禁止やアラスカ天然ガス・パイプラインの工事中止などによるガソリン価格高騰などのインフレが米国民を直撃したからだ。バイデン氏が退いても副大統領のハリス氏が後継候補なら、バイデンの治世が続くことになる。その失望がハリス氏の支持率にジワジワと現れて来るのは間違いないだろう。

 民主党内で唯一オバマ氏はハリス支持を表明していない。おそらく8月7日までには表明するだろうが、オバマ氏はハリス氏のスキャンダルを嫌っているという。オバマ氏は親しい人に「極右で無能で下品な笑いをする」とハリス氏を評しているそうだ。
 米国民が「分断された米国」を一つにしなければならない、と願っている。そうした場合、一つにまとまる軸は宗教ではないか。米国民の多くが信仰するキリスト教の教義に近い人物はトランプ氏かそれともハリス氏か、結論は余りにも明らかだ。

 最後に、「「沖縄の米軍人の中には共和党支持者が多く、トランプ再選を期待する声は多い。トランプ氏が大統領になったほうが戦争を回避してくれると思っている」と前泊教授は予測している。
 トランプ氏が再登場すれば「MAKE GREAT AMERICA AGAIN」を実現するために、米国と覇権を争う姿勢を強める中国に、バイデン政権のような弱腰でなく、対中デカップリングを前面に出して厳しく対処するだろう。トランプ氏はポンペイオ元国務長官を再選後には招聘する連絡を取ったそうだ。ポンペイオ氏こそ対中デカップリングを強硬に推進した国務長官だった。トランプ氏が日本の主要マスメディアに不人気な理由が分からない。日本の国益にとって、バイデン氏よりもトランプ氏の方が格段に良いことは明らかだ。日本の主要マスメディアは米国主要マスメディアの記事を垂れ流しているだけなのかも知れない。

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