彫ったタトゥーは簡単には消えない。

すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを入れてしまった母親の後悔 「息子は毎晩お風呂で...」

<子供がプレゼントされたのは、一定期間が過ぎると「消える」タトゥーの道具。気軽に使ってみた母子だが、大いに焦る結果に>
 幼い息子に「一定期間で消える」タトゥーを入れたところ、想像以上になかなか消えずに困ったという経験を、イギリスの母親が実際の動画と一緒にTikTok上で明かして話題になっている。動画は、子供の胸に「半永久タトゥー」を入れる様子から始まり、それが時間が経っても消えずに残っている様子が収められている。

 タトゥーを入れることについては好みが分かれるが、かなりの数のアメリカ人がタトゥーを入れている。2021年にアメリカの成人1000人強を対象に行われた調査では、回答者の17%が複数のタトゥーを入れており、1つだけ入れている人は9%だった。
 しかし、入れたタトゥーを後悔しないとは限らない。インディアン・ジャーナル・オブ・ダーマトロジー誌に2022年に掲載された研究では、皮膚科外来に通う患者約300人にタトゥーについて尋ねた。回答者のうち、入れたタトゥーのうち少なくとも1つを後悔していると答えた人は26%に上った。
 英マンチェスターに住むオリビア(姓は伏せている)には、その気持ちがわかる。彼女の場合は、息子に消えるタトゥーを入れるのを許したことを後悔している。TikTokに投稿した動画でオリビアは、息子がおばから誕生日プレゼントとして「半永久的タトゥーマシン」をもらったことがきっかけだったと説明している。
 オリビアは本誌の取材に対し、息子(名前は明かしていない)は胸にドクロのデザインを、片方の手首に蜘蛛の巣のような模様のタトゥーを入れたと明かした。
 最初は気に入っていたのだが、その後すぐにオリビアと息子は、タトゥーが思ったほど早く消えないことに気づいたという。
 タトゥーが簡単に消えず、「とてもストレスを感じた」とオリビアは振り返る。「いろいろな方法を試した。息子は毎晩風呂に長く浸かり、私がゴシゴシ洗った。それが一番効果があるように思えたから。でも、色が落ちるのには時間がかかった」

半永久タトゥーが完全に消えるまで2週間
 タトゥーを入れたのは息子が学校に行っていない時だったが、学校に戻る前にできるだけ消さなければならなかった。「学校ではタトゥーをしてはいけないことになっているのに、息子はまさにタトゥーを入れたように見えた」とオリビアは話す。
 結局、正直に話すことが最善の策だった。「息子は薄くなったタトゥーが残ったまま学校に行き、私が学校に事情を説明した」
 オリビアによれば、消えるはずのタトゥーを完全に消すのに2週間はかかったという。この経験はオリビアの教訓になった。消えるタトゥーは「二度としない」とオリビアは言う。「水で貼るタイプのタトゥーも使いたくない」>(以上「Newsweek」より引用)




 引用記事は母親が「消えるタトゥー」と銘打たれたタトゥーを息子に遊びで入れたが、簡単には消えない現実に驚いて後悔している、というものだ。
 ご存知のように本物のタトゥーは簡単には消えない。現在ではピコレーザーという画期的なレーザーが開発されたが、それでもタトゥーを消すのに一回の照射では不完全で、数度の繰り返し照射が必要だ。しかも費用もバカにならない。ほぼタトゥーを入れる費用の五倍以上はかかる、というのが相場のようだ。

 タトゥーを文化の一つのように思っている人が多いが、日本では「入れ墨」といってタトゥーを犯罪者に彫った歴史がある。そのため現代に到るまで日本にはタトゥーに対してマイナスのイメージが強い。
 またヤクザが好んで入れ墨を彫ったため、タトゥー=ヤクザというイメージも強い。しかし現代では若者たちがファッションの一種として腕や首筋などに模様の一種をモノクロームで彫るのが流行っている。それは多分にテレビに登場するミュージシャンの影響を強く受けているのだろう。

 しかし人は成長過程で価値観が大きく変わる。価値観が変わらない者は成長しない、というのと同義語だ。そのため若い頃に彫ったタトゥーが疎ましくならないとも限らない。
 タトゥーを消すために皮膚科外来を訪れる者が一定数いるようだが、タトゥーはそう簡単には消せない。レーザーを照射して皮膚の下に入れた色素を破壊するのだが、完全に消えることはない。しかもレーザー照射はかなりの痛みを伴う。だから麻酔してレーザー処理する者もいるという。

 なかなか消えないため、粋がってタトゥーを入れるのは若気の至りでは済まない部分がある。体に一生残るタトゥーを安易に入れてはならない。それは入れた当時のあなたの人生観いつまでも物語ることになる。
 二十歳台の人生観を五十になろうが六十になろうが、あなたが入れたタトゥーが主張する。それでも後悔しないというのなら、あなたは二十歳代の人生観のまま、少しも成長しないで人生を全うすることになる。それでもタトゥーを入れたいか。

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