日米地位協定を直ちに撤廃せよ !

米軍性犯罪、2件非公表 青森でも、自治体へ連絡なし
 米軍関係者による性犯罪を巡り、青森県内でも2019~23年の5年間で、米軍三沢基地(三沢市)所属の軍人による性犯罪が2件あり、いずれも非公表だったことが19日、県警への取材で分かった。 
 県警は公益性や被害者のプライバシー保護などを考慮して公表するかどうかを判断していると説明している。
 県警などによると、2件は21年9月の強制性交等容疑事件と、22年1月の強制わいせつ容疑事件で、それぞれ書類送検された軍人の計2人はいずれも不起訴処分となった。
  県や市に連絡はなく、県の担当者は「そういう事件が起こっていたことも知らなかった」とし、三沢市の担当者も「通常であれば国から連絡が入るが、来ない限り分からない」と話した。東北防衛局は取材に対し「現時点ではコメントを差し控える」としている>(以上「時事通信」より引用)




 米軍及び軍属の性犯罪が相次いでいる。しかも沖縄だけでなく他県でも頻発しているが、非公表としてマスメディアで報じられないどころか、 青森、神奈川、山口では県も把握していないというから大問題だ。
 日本は米軍の占領下にあるわけではない。しかし国際的には独立国だが「日米地位協定」と称する米軍特権が独立後も依然として続いている。一体いつまで米軍の専横を日本政府は容認し続けるつもりなのだろうか。

 なんなら日本国内のすべての米軍基地を返還してもらいたい。米軍が日本の国家と国民を護っているのではなく、米軍は極東の米国利権を守っているに過ぎない。
 日本の基地が米軍にとってどれほど役立っているか、日本国民の大部分は知らない。なんとなく日米安保条約で日本を守っている、と思い込んでいる日本国民はお目出度い。米軍が日本の基地に駐留しているのは極東からアフリカに到るまでの兵站のためだ。

 日本の基地ほど米軍にとって役立つ海外拠点はない。なぜなら日本の基地で米軍の装備をすべて整備できるし、良質な部品供給も日本国内から調達できる。しかも品質は米国内の物に決して劣るものではない。
 たから、ある意味で米国は日本を過小評価していると云える。おざなりに日本を「同盟国」だと称するのは勝手だが、実態として「日米地位協定」で日本の国家と日本国民を貶めて恥じない米国にはウンザリだ。「日米地位協定」がある限り、日本は米国の奴隷でしかない。

 この論評の冒頭で私は「米軍及び軍属の性犯罪が相次いでいる。しかも沖縄だけでなく他県でも頻発しているが、非公表としてマスメディアで報じられないどころか、 青森、神奈川、山口では県も把握していないというから大問題だ」と書いた。こうした事実がある限り、日本国民の対米友好感情は表面的で止まるしかない。決して心の深層に浸透することはないだろう。
 日本の言葉に「いつまでもあると思うな、親とカネ」というものがある。日本の親米感情がいつまでも無尽蔵にあると考えてはならない。「日米地位協定」がある限り、いつの日か親米感情が反米感情に振れる日が来るかも知れない、ということを米国民は理解すべきだ。



<私事ながら>
 私の歴史小説「蒼穹の涯」を紙媒体の書籍化しようと、Campfireでクラウドファンディングをお願いしましたが、残念ながら目標額に達しなかったため、「蒼穹の涯」の書籍化を断念しました。
 「蒼穹の涯」は伊藤博文の誕生から明治四年に到るまでの半生を史料を基に脚色を出来るだけ排した伝記物として記述した作品です。伊藤博文は明治の新時代で日本憲法を制定し国会を開設し、日本の近代化に大きく寄与した偉人ですが、昨今の近隣諸国の捏造史観により業績や人格が矮小化され、棄損されています。そのため彼の実像を理解して頂きたいとの思いから史料を収集し記述したものです。
 「蒼穹の涯」は原稿用紙にして千枚を超える大作になったため、私財で出版するのが困難なためクラウドファンディングを試みたのですが目標額に到達しなかったため断念いたしました。ただ電子書籍としては既に公開していますのでこちらから検索して頂けたら幸甚に存じます。
 残念ですが、電子媒体の書籍は「市民権」が得られてないません。今のところ、私の作品はすべて電子媒体でしか存在していませんので、「作家・沖田秀仁」は現実世界のどこにも存在しません。願わくば一人でも多くの方が「蒼穹の涯」を検索されてご一読して頂きたいと思います。

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