プーチン離れが進むロシア国民。

プーチンなきロシアを ロシア内外100都市でナワリヌイ氏支援デモ
ロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が帰国直後に拘束されてから3年を迎え、21日に同氏を支援するデモが、オーストラリアやドイツ、ロシアなどで開かれた。「プーチンなきロシアを」を掲げ、ナワリヌイ氏陣営によると、世界40カ国の100都市以上で計画されている。
 支援デモは時間が早いオーストラリアやニュージーランドから始まり、参加者は、拘束や収監されているロシアの政治家や活動家の釈放、ウクライナ侵攻の中止を求めるプラカードなどを掲げた。
 最も参加者が多かったとみられるのがドイツだ。公共放送「ドイチェ・ベレ」によると、ベルリンで数百人がデモ行進し、ケルンでも約200人が参加した>

ロシア市民の本音は ウクライナ侵攻「反対」候補の事務所にできた列
 ウクライナ侵攻への反対を訴えて今年3月のロシア大統領選挙への立候補を目指すボリス・ナジェージュジン氏が、立候補に必要な署名集めを急いでいる。モスクワの事務所では20日、長蛇の列ができた。現職のプーチン大統領の当選が確実な情勢で、反政権派への厳しい弾圧も続いているが、支持者は「反戦の声を上げたい」と訴えた。
 ナジェージュジン氏は昨年12月、中道右派の政党「市民イニシアチブ」で大統領選の候補者に選ばれた。正式な立候補に必要な10万人の署名を1月末までに集める必要がある>

ロシアの動員、悲惨な実態 「これはやばいよ」新兵SNSで訴え次々
 穴の開いた防弾チョッキやさびた自動小銃――。ウクライナへの侵攻を続けるロシアで、9月に始まった部分的動員の悲惨な現状を伝えるSNSの投稿が続いている。「(配置前の)訓練はないと告げられた」と涙ながらに訴える人までいる。プーチン政権は動員で侵攻の劣勢を覆す考えだが、早くも動員による戦死者が出ており、士気の低下は深刻だ。

「国家の戦争」から「個人の戦争」へ プーチン氏は変化を見落とした
 黒い目出し帽をかぶった軍服姿の男性が、穴が開き、テープで補修された防弾チョッキを見せている。
 今月にSNSで広まった、動員されたとみられる男性の写真だ。男性はロシアが支配するウクライナ南部クリミア半島出身で、写真を投稿した男性の親族は、投稿の中でこうつづった>(以上すべて「朝日新聞」より引用)




 戦争が長引くにつれて国力は疲弊し国民は倦んで来る。ウクライナのゼレンスキー氏も勝利なき防衛戦争に対して西側諸国の支援が縮小気味なのに気を揉んでいるが、ロシアのプーチンも焦りを感じているようだ。
 そのロシアで反プーチンの動きが全国各地で起きているという。ただ連携があるとか、統一された動きではなく、プーチンの戦争に夫や子供を取られ戦死傷した家族などが各地で反プーチンの動きが表面化している、というのが実態のようだ。

 しかしプーチンは反体制運動への弾圧を強め、3月に実施される大統領選に万全を期しているようだ。だが、そのような選挙は茶番でしかなく、到底民主的な選挙とは云えない。プーチンはロシア国民を代表する大統領との演出を試みているが、彼を批判するものの口を封じ牢獄送りする者が支配する国家体制は独裁政権そのものだ。
 プーチンの戦争は国際社会で支持されていないし、それはロシア国内でも同様だ。プーチンの戦争の真実を知らない、ロシア・マスメディアに洗脳された一部ロシア国民だけがプーチンを神と崇めているに過ぎない。だが彼は神ではない、ただの私欲の強い独裁者でしかない。

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