ハマスを支援するイスラム宗教指導者はあの世でマホメットに宗門追放を言い渡されるだろう。
＜イスラエル軍の地上侵攻が、「秒読み段階」に突入したもようだ。イスラエル軍は１５日、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上戦開始に向け、ガザ境界付近で地上部隊の増強を進めた。こうしたなか、ハマスを支援し続けてきたイランが、「介入」を示唆した。これに対し、ロイド・オースティン米国防長官は、空母打撃群の東地中海への追加派遣を発表。事態は緊迫度を増している。
「ハマスはわれわれを壊滅しようと考えていたが、ハマスを壊滅するのはわれわれだ」
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は１５日、戦時内閣発足後、初となる閣議を開いてこう述べた。ロイター通信が伝えた。
イスラエル軍の報道官は同日、ガザ北部から、約６０万人が南部へ移動したと述べた。軍は民間人の被害を最小限にすると主張しており、進行に向けた準備を着々と進めている。軍は過去最多の予備役兵３６万人を招集。１３日には今回の戦闘で初の限定的な地上作戦を行ったと発表した。
こうしたなか、戦線が拡大する恐れも出てきている。
米ニュースサイト「アクシオス」によると、イランのホセイン・アブドラヒアン外相が１４日、レバノンの首都ベイルートで、国連で中東を担当するトール・ウェネスランド特使と面会。アブドラヒアン氏は「イランにはレッドライン（譲れない一線）がある」と述べ、「イスラエルがガザへの地上侵攻を実行に移せば、イランとしても対応せざるを得ない」と話したという。
イランだけでない。同国の影響下にあるレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの本格参戦も懸念されている。これに対し、イスラエル軍の報道官は「軍は２つの戦線、それ以上の戦線で作戦を遂行できる」と強調した。
米軍も抑止力を強化した。ハマスによる大規模テロが７日に発生後、最新鋭原子力空母ジェラルド・フォードを中核とする空母打撃群を中東に近い東地中海に派遣したが、新たに空母ドワイト・アイゼンハワーを中核とする空母打撃群の追加派遣を発表した。オースティン氏は声明で、「米軍の増強により、戦闘をエスカレートさせようとする国や勢力を抑え込む決意を示す」と述べた。一方、地上侵攻開始前から、ガザとイスラエル軍の犠牲者は拡大している。ガザの保健当局は１５日、ガザ側の死者が２６７０人になったと明らかにした。米ＣＮＮテレビによると、イスラエル軍は同国側の死者が少なくとも１４００人となったと発表。双方の死者は計４０００人以上となった。＞(以上「夕刊フジ」より引用)
「ハマスはわれわれを壊滅しようと考えていたが、ハマスを壊滅するのはわれわれだ」
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は１５日、戦時内閣発足後、初となる閣議を開いてこう述べた。ロイター通信が伝えた。
イスラエル軍の報道官は同日、ガザ北部から、約６０万人が南部へ移動したと述べた。軍は民間人の被害を最小限にすると主張しており、進行に向けた準備を着々と進めている。軍は過去最多の予備役兵３６万人を招集。１３日には今回の戦闘で初の限定的な地上作戦を行ったと発表した。
こうしたなか、戦線が拡大する恐れも出てきている。
米ニュースサイト「アクシオス」によると、イランのホセイン・アブドラヒアン外相が１４日、レバノンの首都ベイルートで、国連で中東を担当するトール・ウェネスランド特使と面会。アブドラヒアン氏は「イランにはレッドライン（譲れない一線）がある」と述べ、「イスラエルがガザへの地上侵攻を実行に移せば、イランとしても対応せざるを得ない」と話したという。
イランだけでない。同国の影響下にあるレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの本格参戦も懸念されている。これに対し、イスラエル軍の報道官は「軍は２つの戦線、それ以上の戦線で作戦を遂行できる」と強調した。
米軍も抑止力を強化した。ハマスによる大規模テロが７日に発生後、最新鋭原子力空母ジェラルド・フォードを中核とする空母打撃群を中東に近い東地中海に派遣したが、新たに空母ドワイト・アイゼンハワーを中核とする空母打撃群の追加派遣を発表した。オースティン氏は声明で、「米軍の増強により、戦闘をエスカレートさせようとする国や勢力を抑え込む決意を示す」と述べた。一方、地上侵攻開始前から、ガザとイスラエル軍の犠牲者は拡大している。ガザの保健当局は１５日、ガザ側の死者が２６７０人になったと明らかにした。米ＣＮＮテレビによると、イスラエル軍は同国側の死者が少なくとも１４００人となったと発表。双方の死者は計４０００人以上となった。＞(以上「夕刊フジ」より引用)
イスラエルに対するハマスの残虐なテロに対するイスラエルの戦争宣言が世界に波紋を広げている。確かに数千人もの人命が失われ、その十倍する者が傷ついている。戦闘は一日も早く収束して欲しいと願わずにはいられない。
しかしハマスを見逃すことは出来ない。もちろんハマスを支援するイランや他のイスラム諸国も見逃してはならない。なぜならハマスは「軍」ではなく、「破落戸集団」でしかないからだ。いわば集団強盗殺戮団が武装して隣国に侵入して殺人・破壊・拉致行為を仕出かしたからだ。
イスラエルがパレスチナの人たちを抑圧して領土を奪い弾圧しているからハマスが反発するのも理解できる、などとトンチンカンな論評を加える評論家が日本にもいるが、テロ行為はどこまで擁護してもテロ行為でしかない。ハマスはもちろんパレスチナ政府を代表していないし、アラブの代表者でもない。同じくヒズボラも武装組織というが「破落戸集団」でしかない。
なぜなら少なくとも「軍」であれば制服を着用し国際戦争法に則った行動をすべきだ。戦争も殺戮に違いないが、テロとは明確に一線を画している。それは統一した軍服を着用し、軍服を着用した「戦闘員」だけの殺戮を狙った武装闘争、という点がテロとは大きく異なる。
ハマスは統一した軍服など勿論着用していないし、音楽祭に集まっていた観衆という非戦闘員を大量虐殺し人質まで連れ去った。それはテロ行為そのもので、決して看過できるものではない。イスラエルが国家の名に於いてハマスを掃討するのは当然の権利だ。
イスラエルの地上軍がガザ地区北部に侵攻すればそこの住人のアラブ人が犠牲になる。だからイスラエルは北部の住人たちに南部へ移動するように促し、その時間を与えた。しかしハマスは南部への移動を邪魔して、「人の盾」としてガザの住人を利用しようとしている。彼らの残忍さは底なしのようだ。
イスラエルの軍事作戦に対して「シーア派民兵組織」が本格参戦を表明した。戦争は拡大して世界大戦になるのではないか、と一部の評論家が大騒ぎしているが、そんなことにはならない。「破落戸集団」は利益がなければ砂地に水が吸い込まれるように、アラブ人の中にスーッと消えていく。命を賭して「聖戦」を実際に戦うことなどない。彼らは他人の命は砂粒よりも軽く扱うが、自身の命は最大限尊重する人たちだ。イスラエルが圧倒的な地上軍を侵攻させ、軍事力で圧倒すればハマスはアラブ人の砂漠の中へ消えるだろう。
しかしテロ行為に参加した「破落戸」一味を決して許してはならない。それはガザ地区に暮らすアラブ人のためでもある。ハマスなどといったテロ行為を暮らしの巣手にしている連中は強盗殺人集団が強盗と殺人を生活の糧にしているのと同じだ。
いやイスラムの大義のためにユダヤ人を虐殺するのだ、と宗教を持ち出すのはマホメッドを貶めるだけだ。テロ行為の正当化のために名を騙られては、泉下のマホメッドも好い気はしないだろう。「聖戦」とはテロの事だったのか、と世界の人々は理解するしかない。それでもイスラム宗教指導者はハマスを支援するのか。ハマスを支援するイスラム宗教指導者はあの世でマホメットに宗門追放を言い渡されるだろう。