テニス大会の女性部門で元男性選手が優勝したというが、
<女子テニスの元世界女王、マルチナ・ナブラチロワ氏が、トランスジェンダー選手が女子の大会で優勝したことを受け、全米テニス協会(USTA)を猛烈に批判した。
英「デーリー・メール」によると、女性スポーツ独立評議会(ICONS)が「X」(ツイッター)に、トランスジェンダーのテニス選手、アリシア・ローリーが女子55歳以上グラスコート全国選手権と全国室内シングルス・ダブルス選手権で優勝したことを伝えた。
英「デーリー・メール」によると、女性スポーツ独立評議会(ICONS)が「X」(ツイッター)に、トランスジェンダーのテニス選手、アリシア・ローリーが女子55歳以上グラスコート全国選手権と全国室内シングルス・ダブルス選手権で優勝したことを伝えた。
その上でICONSの共同創設者であるキム・シャスビー・ジョーンズ氏がトランスジェンダー選手の出場を認めるUSTAについて「テニスへの愛を発見した女性よりも男性の精神的健康とアイデンティティーを優先するこうしたひどい政策のせいで、女子テニスは笑いものになりつつある。女性たちは私たちに電話して、公平にプレーできるよう助けを求めている」などと、批判した。
ナブラチロワ氏はこれを引用し投稿。USTAをタグ付けし「女子テニスは年齢に関係なく、落ちこぼれた男性アスリートのためのものではない。これは正しくないし、不公平。今月の全米オープンでも許されるの? IDだけで?」と非難した。
テニス界のご意見番となっているナブラチロワ氏。トランスジェンダーを巡るルールについても、敏感に反応している>(以上「東スポ」より引用)
私はLGBT法に反対する。生来の性別に違和感があるからといって、個々人が勝手に治療するのは構わない。勝手に性別に関係なく化粧したり意匠を纏うのも気にしない。
しかし生来の性別と別の性を名乗って競技に出場するのは「詐欺」ではないか。トランスジェンダーだから同性の「男性」とはテニスが出来ないが、異性の「女性」は精神では「同性」だからテニスが出来る、とでもいうのだろうか。
身体的機能も運動能力も男性の方が女性よりも勝っているのは科学的に証明されている。その性別に出場選手を区別しているのは何も差別ではない。女性の権利を守るための「性別競技」ではないのか。さもなくば、女性は殆どの競技でトランスジェンダーの元男性に優勝を奪われるだろう。
男性が男性らしく、女性が女性らしくするのに何が不都合だというのだろうか。トランスジェンダーの男女にとって苦痛だというのなら、苦痛でないような衣装を纏い、苦痛でないように化粧をすれば良い。しかし、だからと云って別性の人たちの領域を勝手に冒して良いわけがない。ましてや元男性が女性用トイレに侵入するのは犯罪でしかない。トイレは用を足すだけの場所ではない、元男性が入り込むことで女性が受ける心的な抑圧を、トランジェンダー氏の人権を守るために甘受すべきだとは思わない。性別表示のないトイレなども言語道断だ。
日本よりもトランスジェンダーが多いとされる米国ですら、LGBT法が制定されている州は一つもない。しかし、物分かりの良すぎる教育委員会の大人たちが所管の中学校などの制服で「トランスジェンダー制服」を決めてしまったため、憧れのセーラー服が着られない、と嘆く女生徒もいることを忘れてはならない。
男性が男性らしく、女性が女性らしい格好をして、何が不都合だというのだろうか。トランスジェンダーが好き勝手な服装するのは構わないが、普通の男女にまでトランスジェンダーに配慮した服装を強制するのは如何なものか。マツコデラックスがバガデカいワンピースを着るのは別に何とも思わないが、私にワンピースの着用を求められたら即座に拒否する。