中共政府の厚顔無恥を批判する。

東京都内で暴力沙汰。明らかになった中国秘密警察の凶暴性
 最近、中国の秘密警察についてのニュースが日本の主要メディアで頻繁に報じられ、その実態が少しずつ明らかになってきました。53カ国102カ所あると言われている中国の世界に散らばる秘密警察が、活動を活発化させているということでしょう。
 今や、中国で政府や公安に目を付けられた中国人は、世界各地に逃亡しています。その多くは、人権活動家や政府批判をした反体制の人々であり、そうした人々が世中国政府の存在を脅かさないよう世界各地に拠点を持つ秘密警察が目を光らせているわけです。
 ニュースによると、都内で働く中国人の民主活動家の男性が、都内で暴漢に襲われ脅されたと告発しています。一度は車に連れ込もうとされ、もう一度は横道に連れ込まれてスパイ活動をするよう脅され、断ると、別の日に道を歩いていて、突然、頭からビニール袋をかぶせられて叩かれ、みだりに口を開かないよう脅されたとのことです。
 また、文春オンラインでは、『中国「秘密警察」日本での設立と活動の証拠写真を入手』と題した記事が配信されています。記者による独自取材の記事で、とても具体的に地名や人名などが記載されています。この記事によれば、東京の秋葉原にも中国福建省福州市の海外派出所があるそうです。

5月15日も、以下のような報道がありました。
 モンゴルに滞在していた中国・内モンゴル自治区出身の著名作家ラムジャブ・ボルジギン氏を拘束し、中国に連れ戻したと伝えた。米国に拠点を置く人権団体「南モンゴル人権情報センター」の情報としている。事実なら、「海外警察」と呼ばれる出先機関を巡って、国際社会で批判が強まる中国警察の活動への懸念がさらに強まりそうだ。
 同センターは、ボルジギン氏が首都ウランバートルで、車両2台に分乗した中国の警察当局者4人に拘束されたとしている。人権団体関係者の間では、陸路で中国に連れ戻され、現在は自治区のシリンホトにいるとの見方が出ている。

「イギリスが中国の顔に泥を塗った」。逆ギレの中共
 もちろん中国政府は、秘密警察の存在そのものを完全否定しており、諸外国に対する内政干渉のようなマネは一切していないと、堂々と言っています。内政干渉は前記事でも述べたように、あからさまに行っていますから、とんだ嘘です。
 欧米でも中国の秘密警察についての様々な証拠が出てきており、アメリカは「主権侵害だ」と抗議、イギリスは「中国がイギリスに設けていたとされる『警察業務拠点』を閉鎖したと議会で明らかにしました。
 ここまで暴かれても中国は、その存在を否定し続け、逆にイギリスが中国の顔に泥を塗っていると非難する有様です。
 日本ももっと積極的にこうした動きを取らなければ、中国の甚だしい主権侵害はエスカレートしていきます。イギリスは、中国の反応に対し、「政府は外国人による国内での内政干渉と、国境を越えた脅迫行為を極めて懸念される事象と認識している。それは全く容認できず、こうした事象を阻止するためあらゆる措置を講じる」述べています。
 これまでも述べてきましたが、事が大きくなる前に日本政府も早々に手を打つべきです>(以上「MAG2 news」より引用)




 黄文雄氏(評論家)が「都内で男性が暴行被害に。日本でも牙を向き始めた中国「秘密警察」のやりたい放題」と題する論評を発表した。台湾生まれの中国人・黄氏は中共政府の怖さを充分に認識している。
 しかし日本の政治家は国民の多くと同様に、「まさか中共政府が日本の主権を侵害することなどないだろう」と中国警察が日本国内に派出所を設置していることに無関心だ。しかし現実は中国警察が日本国内で活動しているのは紛れもない事実だ。

 上記文中に「欧米でも中国の秘密警察についての様々な証拠が出てきており、アメリカは「主権侵害だ」と抗議、イギリスは「中国がイギリスに設けていたとされる『警察業務拠点』を閉鎖したと議会で明らかにしました」とあるように、米英は中国警察が国内に活動拠点があることに厳しく対応している。
 中共政府は他国に滞在する中国人を拘束して連れ戻す、という他国の主権侵害も甚だしい暴挙を世界各国で行っている。それどころか中国に滞在していた他国のビジネスマンやジャーナリストなどが帰国しようとすると空港で「スパイ罪」で身柄を拘束する、という暴挙を繰り返している。もちろん本物のスパイなら逮捕する権利は中国当局にあるが、まるで政治案件として身柄拘束している有様にはチンピラの所業とすら思わざるを得ない。

 中共政府は東南シナ海を「内海」と称しているように、東南アジア諸国を「うちの裏庭」と表現している。それほど厚顔無恥な国が歴史上にあっただろうか。あったとすれば前世紀以前に存在した帝国主義全盛期の欧州諸国だけだろう。しかし、そうした国々は1960年代までに姿を消した。
 遅れて来た帝国主義国・中共政府の中国が世界で唯一他国の主権を侵害してテンとして恥じない。まさに厚顔無恥とは中共政府の事だろう。「戦狼外交」で他国を蹴散らしても、強大な軍備を保有していれば他国は平伏すとでも思っているようだ。しかし日本には「一寸の虫にも五分の魂」という言葉がある。余り弱小国だと思ってバカにしてはならない。

 世界は協調し、協力し合ってこそ成り立つ。いかに広大な版図を有するロシアといえどもウクライナ戦争で先進自由諸国から制裁を受ければ国家財政は破綻の危機に瀕している。中国がいかに経済強国といえども、それらは先進自由主義諸国の資本と企業進出で成り立っていたものでしかない。先進自由主義諸国が中国と手を切れば、「世界の工場」は早晩廃業するしかない。
 中国経済は崩壊の坂道を転がり落ちている。経済大国は一転して債務大国に成り果てようとしている。膨大なポンコツ兵器を保有して威張り腐っているが、中国が装備した兵器の大半はロシア製の劣化コピー版だ。ハリボテ国家と揶揄される所以だ。「改革開放」路線を捨てた習近平氏は自ら裸足で歩かなければならなくなった。もはや先進自由主義諸国は中国に下駄や靴を履かせてはくれない。なまじ靴を履きなれた足に、裸足で歩く地面の痛さが身に沁みるだろうか。それとも中国民を踏みつけて歩くから平気なのだろうか。

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