鈴木氏は「国益」を守る国会議員ではないのか。

鈴木宗男氏、G7サミットに「失望する」
 日本維新の会の鈴木宗男参院議員は21日、自らのブログで、広島市で開かれていた先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)について「G7で『一にも二にも停戦ん(ママ)だ。お互い銃を置け。我々が仲介に入り両方の話を聞く』という声が出なかったことに失望する」と書き込んだ。 
 さらに鈴木氏はG7首脳がウクライナ支援の継続で一致したことを念頭に「ウクライナに武器を出すことは良しとし、ロシアに武器等協力するのは怪しからん(ママ)というのはなんとも身勝手な話ではないか」と批判。
「G7がせっかく日本で開かれたにもかかわらず、ウクライナ戦争を終わらせるのではなくこのまま長引く方向に進んでいることを心から憂うる次第だ」とした。 
 また、日本の対露外交に関しては「日本の置かれている地政学的条件、さらには最大のウィークポイントであるエネルギーの安定供給、国益にかかわる平和条約交渉等、日本はロシアと対立している時ではない」との見解を示した。>(以上「産経新聞」より引用)



 鈴木氏は「ムネオハウス」以後も、一貫してロシアのポチのままのようだ。彼にも「思想信条の自由」があるから、いかなる思想を持とうとも自由だが、国会議員である限り国民の負託を受けて「国益」のために働くべきではないのか。
 日本には平和憲法があるから、このドサクサに紛れて北方領土を自衛隊艦艇で包囲させよ、とまでは云わないが、取り戻す絶好の機会であることに間違いない。鈴木氏に日本の政治家としての矜持があるなら「私が北方領土返還の道を付ける」と公言して北方領土へ渡ったらどうか。

 鈴木氏はG7首脳がウクライナ支援の継続で一致したことを念頭に「ウクライナに武器を出すことは良しとし、ロシアに武器等協力するのは怪しからん(ママ)というのはなんとも身勝手な話ではないか」と批判したという。彼は何がしたいのだろうか。ウクライナとロシアと「平等」に武器支援すべきだ、とでもいうのだろうか。狂っているとしか思えない。
 2014年以後に1991年に確定したウクライナとの国境線を武力で犯して侵略したのはロシアだ。これは誰でも認めざるを得ない事実だ。そして「特別作戦」と称してウクライナ市民の暮らす集合住宅をミサイルで破壊し、幼稚園を爆撃し市民が逃げ込んでいる劇場を破壊した。これを戦争犯罪といわずして、なんだというのだろうか。

 鈴木氏は「G7がせっかく日本で開かれたにもかかわらず、ウクライナ戦争を終わらせるのではなくこのまま長引く方向に進んでいることを心から憂うる次第だ」と話たという。短期間で終わらせるのは簡単だ、プーチンの居場所を特定して、そこをバンカーバスター・ミサイルなどで総攻撃すれば良い。しかし、それは虐殺であって、21世紀の人類が採るべき手法ではない。
 鈴木氏は日本の政治家として常識ある発言をすべきだ。政治は国家と国民のために存在しなければならない。それはロシアであろうと中国であろうと変わりはない。プーチンはロシアとロシア国民のために政治を行っているだろうか。いやプーチンは自身の名誉欲を満たすためにウクライナ侵攻して多くの無垢の人々を殺害している。彼の犯罪を明確に認識できない人に、政治家としての資格などない。 

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