第九波の山は第八波の山より高くなるーー国民を見捨てる自公政権。

コロナ流行第9波は「8波より大規模」の可能性 コロナ専門家有志が見解
 厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織の有志らは19日の会合で、今後、流行「第9波」が起こり「第8波より大きな規模になる可能性も残されている」との見解を示した。

 厚労省の集計によると18日までの1週間に報告された国内の新型コロナ新規感染者数は前週比1・06倍。33都道府県で増加し、沖縄が1・64倍、石川が1・34倍、愛媛が1・31倍と高かった。
 加藤勝信厚労相はこの日の会合で、新規感染者数が緩やかに増加していると指摘。過去2年の経験や、オミクロン株派生型「XBB・1・5」の割合が増えていることなどを念頭に「夏に向けて感染拡大が生じる可能性がある」と述べた。
 会合は今回で121回目。加藤氏は5月8日の5類移行後は不定期の開催になると話した>(以上「産経新聞」より引用)



 当然ながら第九波の山は第八波の山よりも高くなる。なぜなら第八波までは感染者の全数把握をしていたし、基本的に感染者隔離も徹底していた。何よりも外国人入国禁止措置や防疫体制も取っていた。
 しかし現在では外国人の入国は殆どフリー・パスだ。しかも基本的に「ノー・マスク」運動まで展開されている。レストランにあったプラステックの遮蔽版も撤去され、コロナ以前と全く同様な状態に戻っている。

 これで新規株が出現すればアッという間に全国で蔓延する、と予測しない方がどうかしている。果たして昨日は全国で感染者が日万人を超え「オミクロン株派生型「XBB・1・5」の割合が増えている」という。
 しかし能天気にも厚労相は「まだまだ感染レベルは低い」などと談話を発表している。だが「感染レベルは低い」とは何だろうか。鳥インフルエンザでは一羽でも罹患すれば同じ場所で飼育されている数万羽すべてを殺処分するではないか。数万羽の一羽なら「感染レベル」は極めて低くはないだろうか。しかし感染症対策として、罹患の疑いのあるものはすべて処分する、というのが感染拡大を防ぐ基本的な対策だ。日本の厚労相は「厚労省の大臣」ではなく、感染症に無知な素人評論家かのようだ。

 政府の「ノー・マスク」運動はG7でやって来る外国首脳に「マスクをして下さい」と岸田氏から云えないためだという。岸田氏の面子のために国民を巻き込んだ第九波の感染拡大も辞さじ、とは何たることだろうか。
 しかも来月になれば武漢肺炎も五類となって、インフルエンザ並みの扱いになる。だが武漢肺炎の劇症化はインフルエンザの比ではない。ことに高齢者や慢性疾患を抱える者にとっては極めて高い致死率を示している。これまで無料だったPCR検査費用も、五類指定になれば検査一回につき2000円の負担となる。外国と比較して10倍近くも高額な理由も説明されないままだ。これではPCR検査しない「潜在感染患者」が街中に溢れて、感染爆発する事態を招きかねない。自公政権は「負担は早く」「給付は遅く」という官僚体質丸出しではないか。

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