岸田氏は体面のためにウクライナを訪れたのか。
<速報です。ウクライナを訪問している岸田総理がさきほど、列車で首都キーウに到着しました。
岸田総理は日本時間のきょう午前、外遊先のインドからウクライナの隣国ポーランドに入りました。
その後、国境に近いプシェミシルの駅から午前9時すぎ列車で出発し、10時間近くかけてキーウに向かっていました。 岸田総理はこのあと、ゼレンスキー大統領との首脳会談に臨みます。
会談では、G7=主要7か国の議長国としてウクライナへの連帯と揺るぎない支援を伝えることにしています。また、ロシアのウクライナ侵攻と力による一方的な現状変更は断固として拒否するとしたうえで、法の支配による国際秩序を守り抜く考えを表明する見通しです>(以上「TBA news」より引用)
五月のG7会合までにウクライナを訪問しなければならない、と岸田氏は口にしていた。なぜならG7の首脳で唯一議長国の岸田氏がウクライナを訪問していないのは面目が立たない、との考えからのようだ。
岸田氏の面目のためにウクライナを訪れるのなら、多忙を極めるゼレンスキー氏にとって迷惑千万だろう。記事によると「ロシアのウクライナ侵攻と力による一方的な現状変更は断固として拒否するとしたうえで、法の支配による国際秩序を守り抜く考えを表明する見通し」だというが、そんなことは改めて岸田氏が表明するまでもなく、先進自由主義諸国では共通認識だ。
憲法上日本は武器支援が出来ないのなら、せめても防弾チョッキやレーション(軍用糧秣)を大量に供与くらいすべきだろう。先進自由主義諸国の多くは軍需物資の増産体制に入っているという。日本も防弾チョッキやレーションの増産体制に入って、大量にウクライナへ輸送すべきではないか。
まさか平和ボケした日本の首相には戦場国訪問で「お土産」一つ持たないで行ったのではないだろう。「揺ぎ無い支援」などといった薄っぺらな言葉など、どうでもいい。具体的なカタチで支援を実行すべきだ。