習近平氏自宅軟禁、という「未確認情報」。

<中国の習近平国家主席。 習近平が自宅軟禁されたという噂が広まり、中国に衝撃を与えた。 (出典:AP経由のウズベキスタン大統領報道局)

筆者 : ハリオ・ジャティ | | 編集者 : アイボリーペルサーダ
北京、KOMPAS.TV – 中国の習近平国家主席が打倒されたというニュースは、特にサイバースペースで中国に衝撃を与えました。
 竹のカーテン国家のソーシャル メディアへの投稿によると、習近平は中国解放軍 (PLA) の指導者としての地位から解任されました。

国の69歳の指導者も自宅軟禁されていると噂されています.
 与党、中国共産党、国営メディアはこのニュースを確認していない。
 利用者数 ツイッター 日曜日 (2022 年 9 月 25 日)、mem-投稿 習近平が自宅軟禁されているという噂について。
 軍事クーデターがあり、人民解放軍の戦車が首都北京に向かって移動し始めたと主張する人さえいます。
「#PLA 軍用車両は 9 月 22 日に #北京 への移動を開始しました。 北京近郊の環来から河北省張家口まで、全長80kmの行進です。 一方、 #習近平 は #中国共産党 の高官に人民解放軍の長官として解任された後、拘束されたという噂がある」とジェニファー・チェンはツイートした。 NDTV.

作家のゴードン・G・チャンも、ビデオを添えて、習近平に対するクーデターの可能性についてツイートした。
「軍用車両が北京に移動するこのビデオは、国内のフライトの 59% が飛行停止になり、高官が投獄された直後に公開されたものです」と彼はツイートしました。
「煙がたくさん出ているということは、中国共産党のどこかで火事が起きているということです。 中国は不安定だ」と語った。
 さらに、民間航空機が北京上空を飛行していないという検証不可能な報告も数多くあります。
 しかし、中国の専門家の中には、ソーシャル メディアへのコメント以外にクーデターの兆候はないと主張する人もいます。
 中国の専門家である Aadil Brar 氏は、習近平氏がウズベキスタンから帰国した後、隔離される可能性があると述べた。

また読む: ロシアは西側諸国をあざけり、ロシアを孤立させる努力は失敗したと言う

 習近平主席は、ウズベキスタンで開催された上海協力機構 (SCO) 会議に出席した後、帰国したばかりです。
 中国が今週、2 人の元閣僚に死刑判決を言い渡した後、習近平のクーデターに関する憶測が飛び交った。
 2 人の元大臣と終身刑に処せられた 4 人の役人は、政治派閥の一員であると伝えられている。
 注目を集める有罪判決の相次ぐことは、習近平が前例のない 3 期目を確保すると予想される来月の政治会議に先立つ、中国の腐敗防止キャンペーンの一環である>(以上「未確認情報」より引用)




 「習近平のクーデターのニュースは中国に衝撃を与え、自宅軟禁中と噂される」という未確認情報が飛び交っている。それは単なる「未確認情報」なのか、それとも10月16日開催の全人代を前にして、習近平氏が反対派を一網打尽にするための策動なのか、未だ判然としない。
 しかし何らかの「事変」が北京で起きているのは間違いないようだ。北京空港が閉鎖されたというのはクーデターに失敗した反・習近平派の逃亡を阻止するために習近平氏が命じたものなのか、それともクーデター派が閉鎖を命じたのか、あるいはゼロコロナ政策により搭乗客が激減して経営が成り立たないため国営航空会社が「プチ・スト」に打って出たのか。いずれにせよ、尋常な事態でないことだけは間違いないだろう。

 当初から10.16を前にして習近平氏が中央アジアへ外遊するのはあり得ないと見られていた。中国共産党を完全掌握して「余裕」の外遊なのか、それとも反・習近平派を炙り出すために仕掛けた「留守」なのか、読みがいろいろ出ていた。
 もしも習近平氏が自宅軟禁されているとしたら「策士策に溺れる」結果になったといわざるを得ない。あるいは反・習近平派を炙り出すことに成功して、全人代開催を前に習近平氏が政権の完全掌握を果たすべく反・習近平派を根絶やしにしているのか。

 記事には「 軍用車両は 9 月 22 日に #北京 への移動を開始しました。 北京近郊の環来から河北省張家口まで、全長80kmの行進です。 一方、 #習近平 は #中国共産党 の高官に人民解放軍の長官として解任された後、拘束されたという噂がある」とジェニファー・チェンはツイートした。 NDTV.」という。NDTVとは中国情報を放送している在米自由系の中国人マスメディアだ。彼らのニュースソースは中国内にいる数多い協力者たちで、情報の信憑性は高いといわざるを得ない。
 実際に米軍の偵察衛星も北京へ向かう80㎞の軍用車列を確認しているようだ。その軍用車列が習近平氏の命令で北京へ向かっているのか、それとも戦区の将軍たちが反・習近平派と結びついて習近平派の抵抗を排除するために北京へ向かっているのか。

 いずれにせよ、中国は重大な二者択一を迫られている。それは習近平氏が主張する「戦狼外交」を展開して、世界制覇を実現する第一段階として台湾を占領するのか、それとも鄧小平氏の敷いた「改革開放」路線に回帰して、先進自由主義諸国と強調していくのか、その二者択一に迫られている。
 そして状況は必ずしも習近平氏に有利とはいえない。中共政府統計局は今年の成長率を3%台と予測しているが、マイナスになるのは間違いなく、中国民は不況と物価上昇、それと大量の失業問題を抱えている。それらの経済問題に習近平氏はまったくの無能だった。習近平氏は中国経済を確実に破壊し、中国民の暮らしを混乱させている。全人代を前にして、この情報の錯綜は、すくなくとも中共政府当局の秩序維持体制が壊れていることを如実に示している。それは、つまり何を意味するのだろうか。

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