一瞬たりとも、子供から目を離すな。

<千葉県松戸市の小学1年、南 朝芽さや さん(7)が自宅から遊びに出かけたまま行方不明になってから6日目となった28日、県警は、朝芽さんが身につけていた帽子が江戸川の取水口で見つかったと発表した。

 県警によると、帽子は28日午後1時40分頃、朝芽さんの靴と靴下が置いてあった流山市内の河川敷から約1キロ下流にある松戸市七右衛門新田先の江戸川取水口で発見された。取水口のオイルフェンスを交換していた水道事業者の作業員が、水中から浮いてきた帽子を見つけた。帽子は布製で、タグに「さや」と書かれており、家族が朝芽さんのものと確認した。
 県警と消防はこの日、130人態勢で捜索。雨で増水した水が引き、立ち入りが可能になった場所を中心に捜索したが、朝芽さんの発見には至らなかった。29日は、帽子の発見場所付近を重点的に捜索する>(以上「読売新聞」より引用)



 小学低学年の女児が行方不明となり、連日彼女を探すニュースがテレビで報じられている。実に痛ましい限りだ。なぜこうした「事件・事故」が起きているのか、それは心を痛めている親御さんには申し訳ないが、保護者が目を離したからだ。
 小学校低学年の子供たちはまだ「危険予知」能力が充分に育っていない。何をすれば危険かを、彼らは予見する能力が不足している。ただ運動能力は日々高まるので、変な自信だけは付いている。だから大人が想像もできない冒険をしてしまう。

 先日来、彼女の遺留品が発見されているが、その足取りをたどれば最も危険な「江戸川」へと近づいているのが分かる。そして昨日、川の取水口付近で彼女の帽子が見つかったという。
 即断は禁物だが、何処かで生きている可能性は極めて低いが皆無ではないが、行方不明女児は川に転落した可能性が高い。なぜこんな悲劇が起きてしまったのか。

 母親は女児と「五分後」に近所の公園で会う約束をして、先に女児を一人で送り出している。なぜ「五分間」女児を待たせて一緒に出掛けなかったのか。道志キャンプ場では女児が川で遊んでいる仲間に処へ行く途中で後姿を母親が見送っている。その後、女児は川へは向かわず山への道を辿って登って行ったようだ、という。
 決してほんの少しでも、子供から目を離してはならない。彼らは運動能力を獲得している日々の成長で冒険心が一杯だ。新しい経験をしたい好奇心で満ちている。しかし危険予防能力を獲得するための経験や学習は圧倒的に不足している。その不足している危険予防能力を補うのが保護者だ。だから一瞬たりとも、子供から目を離してはならない。

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