捏造ファンジー歴史に洗脳された韓国民とのお付き合いは無理だ。

<島根県・竹島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国側の調査船が無許可で活動していたことをめぐり、韓国側への批判に加えて、日本政府の不作為が浮き彫りになっている。調査船の活動が不当な海洋調査と断定できなかったばかりか、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任式出席のため訪韓していた林芳正外相は抗議もしなかった。日韓関係改善に気をとられ、「反日」暴挙を看過すれば、軽んじられるばかりだ。

「韓国は反日姿勢を継続する姿勢を示したといえる。開き直っており、日本はなめられているのではないか」
 自民党の青山繁晴参院議員は17日、自らのユーチューブ番組「ぼくらの国会」で、こう怒りをあらわにした。
 同日の党外交部会では、この問題をめぐる日本政府の対応に批判が噴出した。外務省の説明では、調査船は韓国国営企業が委託したノルウェー船籍で、9~12日の4日間、日本のEEZ内で活動した。韓国政府は「確認できていない」と回答し、海洋調査と断定できず、日本側は抗議ではなく、「注意喚起」にとどめた。

 さらに問題なのは、タイミングだ。林氏は、10日に行われる尹氏の大統領就任式に出席するため9日から訪韓中だった。
 青山氏は前出の番組で、林氏と岸田文雄首相が就任式前の10日朝、調査船の活動について報告を受けていたと指摘した。「なめられる原因だ。竹島を取り戻す気がないと思われる。(北朝鮮による)日本人拉致事件や対中関係とも共通するが、日本政府は相手を怒らせないことが外交だと思っている」などと語気を強めた。
 自民党の佐藤正久外交部会長も17日、「岸田首相の顔に泥を塗られたといっても過言ではない」と激怒。政府側から、今回の問題について、さらに詳細な説明を求める意向を示したが、岸田政権の「弱腰」が際立つかたちとなった。

韓国側にどう対応すべきなのか。
 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「今回の問題は、林氏が岸田首相の特使として大統領就任式に派遣されていたタイミングで起きた。岸田政権の対応を試すものといえる。韓国側にはケンカするぐらいの気概で外交をすべきだ。おとなしく物わかりのいい対応は、日本的な感覚では『紳士的』だが、韓国には『弱腰』にしかみえない。毅然(きぜん)とした態度で、厳しく応酬をして初めて、日韓関係は前に進むのではないか」と語った>(以上「夕刊フジ」より引用)




 韓国に新大統領が就任して、文大統領政権下で悪化していた日韓関係の改善が図られるのではないか、との見通しを多くの評論家がしていた。しかし、それらの見通しに反して、私の見方は悲観的だ。
 なぜなら引用した夕刊フジの見出し「林外相ら政府の〝弱腰〟に批判続々! 韓国の竹島調査船知りながら…尹大統領就任式出席、抗議もせず 自民・青山繁晴氏「なめられる原因だ」」に見られる日本政府の弱腰対応があるからだ。

 その場さえ上手く過ごせば良い、という日本政府の対応は却って日韓関係を棄損させるだけだ。なぜ日本の主張をしっかりと伝えて、その主張に韓国側がそぐわない場合には、いかなる譲歩もあり得ない、という原理原則を通すべきだ。
 韓国が韓国民に説明して来た徴用工未払い給与や慰安婦問題など、日本にとっては青天の霹靂で、一片の問題も存在しない。徴用工未払い賃金に関しては日韓基本条約により解決済みであり、慰安婦に関しては、そもそも問題など何も存在しない。

 竹島に関しては日本の領土を韓国が不法占拠しているに過ぎず、韓国が守備要員を引き上げて日本政府に不法状態を解決する、と通告してくるまで、話し合いに応じる必要はない。日本の領土の竹島周辺海域を何の断りもなく韓国が測量したのは日本の主権を侵害する違法行為だ。
 こんな状態で日本の外相が韓国新大統領の就任の祝いに駆け付けるなど言語道断だ。言うべきを言い合わない関係は決して深化することなどあり得ない。上辺だけの交流なら、何の意味もない。林外相はなぜ測量問題を取り上げて、韓国外交部に文句を言わなかったのだろうか。そんなポンコツ外相など不要だ。

 日本国民の本音を代表しない政府など益がないどころか友好の妨げにすらなる。日本国民の韓国に対する本音とは「嘘で塗り固めた自国の歴史を守るために日本を「悪役」に仕立てるのはやめろ」という腹立たしい怒りだ。それは韓国民に対してだけ向けられるものではない。国内の反日・日本人に対しても向けられている。
 戦後、日本のアイデンティティーをすべて奪うGHQの策略により日本が大陸より下等な国だと定義するように歴史が捏造された。それを日本国民は義務教育で日本国民に刷り込み洗脳した。例えば「稲作は大陸から朝鮮半島を通して日本に伝えられた」と私たちは義務教育で教わった。しかし、それは何ら根拠のない日本を貶めるための大陸優性思想の賜物でしかなかった。

 実際に縄文時代に稲作の遺構を示す施設が発掘され、縄文土器の底に米粒の炭化したものが残されていた。それに対して、朝鮮半島の付け根の大陸で稲作が開始された考古学的な遺構が発掘された地層の年代測定は日本よりも数世紀後だった。
 そして弥生時代は大陸から渡来した弥生人が縄文人を駆逐して成立した時代だと義務教育で教えているが、それもどうやら誤りだったと各種の現代の科学的な実証で明らかになっている。むしろ古代朝鮮半島は多くの日本人が移住して支配していたようだ、とすら分かって来た。任那日本府の支配地域は相当広範囲に及んでいた、というのが現代の常識になりつつある。そして韓国人が朝鮮半島に棲み付いたのは十数世紀のことだった、ということも判明している。

 近代史においては捏造はもっと甚だしい。日韓併合から先の大戦の終わりまで日本の支配下で半島が急速に近代化した事実すら、韓国では日本支配下で搾取が行われて朝鮮半島の近代化は遅れた、と韓国では教えているようだ。飛んでもないことだ。
 そして戦後の日本に対する「憎悪」を醸成する韓国の捏造ファンタジー歴史教育は常軌を逸している。戦後の資料がふんだんに残っている日韓基本条約当時の「歴史」ですら、韓国民は詳細を教育されていない。だから徴用工未払い賃金訴訟が提起され、韓国の裁判所がそれを認める判決を下している。無知蒙昧の類だが、真実を知らされてないのなら、そうした判断もあり得るのかと首を傾げざるを得ない。なぜなら真実を知ろうと思えば、ネット検索などその方法は幾らでもあるからだ。慰安婦に到っては開いた口が塞がらない。捏造もここに到っては怒りよりも「お付き合いしない方が良い」と諦観するしかない。「千年の恨」という言葉を聞くと「千年前には韓国民は半島で暮らしてなかったではないか」と根拠なき「恨」に辟易する。

 そうした諸々の謂れなき日本叩きの捏造歴史教育が韓国で改められない限り、いかなる友好策も無駄だと判断せざるを得ない。林外相がどんな美辞麗句を新大統領に贈ろうが、捏造ファンタジー韓国歴史教育が改められ、日本と日本国民に対するリスペクトが韓国民に生まれない限り、正常な日韓国交などあり得ない。
 現在でも日本のイチゴやブドウなどの改良品種の苗や種を盗んで「韓国産」として海外輸出するお国柄には強い怒りを覚える。何でも韓国発祥としなければ気が済まない、底の浅い自尊心にもウンザリだ。まず相手をリスペクトし、相手を尊重する日本人の人間性に付け込む横暴な振舞を見分するにつけて、「国交が断絶しても構わない」と極端な感情を抱く場合すらある。そうした日本国民が多いことを韓国は理解すべきだが、捏造ファンジー歴史で洗脳された韓国民には無理だろう。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。