先進自由主義諸国はウクライナを徹底支援せよ。

<タス通信などによると、ロシアの大統領報道官は23日、ウクライナ東部の一部を実効支配する親露派武装集団の幹部が、「ウクライナ政府による軍事攻撃の撃退」を名目に、プーチン大統領に支援を要請する書簡を送ったと明らかにした。

 同通信が伝えた画像によると、書簡は22日付けで作成されたとみられる。プーチン氏は、ウクライナ東部の親露派支配地域への露軍部隊の派遣について、親露派からの支援要請が条件との立場を示しており、本格的な派兵が近く開始される可能性がある。

 プーチン氏は21日、親露派武装集団が実効支配する地域を独立国家として一方的に承認する大統領令に署名し、国防省には「平和維持」と称して露軍部隊の派遣を命じた。露上院も22日、親露派支配地域での露軍の活動許可を承認している>(以上「読売新聞」より引用)



 ウクライナ東部の「親露派武装勢力」なるものの存在をマスメディアは取り立てているが、その実態はプーチン氏側近の料理人が工作してウクライナ領内のロシア人を「武装勢力」に仕立て上げたものでしかない。そもそもウクライナ東部のロシア人は東部にある石炭鉱山の人夫として入植したロシア人の末裔だ。だからウクライナにとっては外国人労働者でしかない。
 テレビなどで多くの解説者や評論家がウクライナ人とロシア人とは区別がない、かのような発言をしているが大間違いだ。ウクライナはウクライナ人の地で、そこにはキエフを中心とした文化圏があった。もちろん話す言語はウクライナ語だったが、旧ソ連に併呑されていた間にロシア語が公用語として強制され、殆どのウクライナ人はロシア語とのバイリンガルになっている。

 プーチン氏はウクライナは国家ではない、元々ロシアの一部だと発言している。飛んでもない大嘘だ。むしろロシアがウクライナ(キエフ公国)の一部だった。キエフ公国時代ではロシアは辺境の地の片田舎に過ぎなかった。それが開拓などによりロシアの人口が増大し、ロシア革命によりウクライナも革命軍により併呑された。
 プーチン氏が大声で「ウクライナは国家ではない」と叫ぼうと、嘘は嘘でしかない。それはちゃゅう共政府が「台湾は独立国でない、中国の一部だ」と叫んでいるのと酷似している。あるいは共産主義や社会主義、もしくは独裁専制主義者たちは真っ当な歴史認識を持たない連中なのだろうか。

 しかしこうしている間にもロシア軍がウクライナに侵攻している。まさに現代の他国による侵略を私たちは目撃している。人類社会は未だに武力で他者を圧倒する者が「正義」になるのか。まるでヤクザの世界ではないか。
 なぜ先進自由主義諸国は最新の地対地ミサイルや地対空ミサイルを大量にウクライナに供与しないのか。なぜウクライナ東部とベラルーシ国境線沿いに配置して、領内へ進入する戦車や戦闘機を破壊しないのだろうか。通常戦力で闘うのであれば、先進諸国が持っているミサイルは極めて有効ではないか。

 バイデン氏の背後に控えているDSたちは戦争で兵器の大量消耗を狙っているのではないか。耐用年数が経過して廃棄処分するより、ウクライナへ無償援助で供与する方が得策ではないか。
 強大な軍といえども、強大なロボットが戦うのではない。一人一人の兵士が命を懸けて闘う。物理的な破壊を受ければロシア兵士もウクライナ兵士も同じように命を落とす。ロシア国民は強大なロシアの幻想に酔ってプーチン氏を支持しているのだろうが、戦闘で多くのロシア兵が命を落とせば厭戦気分がロシアを覆うだろう。厭戦気分がロシア全土を覆うまで、先進自由主義諸国はウクライナに各種ミサイルを供与し続けることが重要だ。

 この際、クリミア半島もウクライナが奪還できるように、先進自由主義諸国はウクライナを援助することだ。クリミア半島を孤立化させればロシア兵も飢えには勝てないだろう。
 母国から遠く離れた異郷の地で命を落とすロシア兵たちは哀れだが、それも愚かな独裁者を政権に戴く国家・国民の運命だ。中国人はこの戦争をシッカリと見詰めなければならない。あなた方も習近平というプーチンに極めて類似した誇大妄想狂を政権トップに戴いているからだ。

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