CO2温暖化説という「魔女狩り」が進行している。

 出先で昼食に食堂へ行くと、テレビで池上某氏と増田某氏のコンビが「温暖化ガス排出実質ゼロ」と題したバラエティーもどきの報道番組に出演したていた。彼らが何を宣伝するのか視聴するまでもない。
 科学的に出鱈目な「CO2温暖化説」に基づいて、地球温暖化を防ぐためにCO2排出実質ゼロを2030年を目途に目指すという。バカバカしい限りだ。最も有効なCO2排出削減策は年間150万体も荼毘に付しているのを止めて、すべて「土葬」にすべきだろう。

 なせなら人体は有機物であって、構成する元素割合は酸素65.0%、炭素18.0%、水素10.0%、窒素3.0%、カルシウム1.5%、リン1.0%、少量元素0.9%、微量元素0.6%となっている。たとえば体重50㎏の死者を焼却すると9㎏の炭素の元素が二倍の酸素元素と結合してCO2として排出される。二酸化炭素の炭素と酸素の質量比は3:8だから、9/3×8=24となる。つまり24㎏のCO2が大気中に放出される計算だ。
 そうした簡単な原理すら説明しないで、再生エネの利用促進が温暖化ガスの排出ゼロに寄与するだろうといった井戸端会議を展開して、国民をせっせと洗脳している。少子化こそがCO2排出削減に最も寄与することを考えるなら、それこそCO2温暖化説を唱える連中は人類絶滅を秘かに目論んでいるのではないかと勘繰らざるを得ない。

 とどのつまり、池上某氏と増田某氏は「原子力発電が必要だ」と暴論を吐きだした。それこそがCO2温暖化説を展開したゴア元米副大統領の狙いだった。つまりCO2温暖化説を唱える連中の発信源を辿るとDSの連中に行きつく。彼らは原子力発電を握っている。その儲けのためには何でも利用して石油メジャーや産油国を叩きのめそうと必死だ。
 しかも増田某氏は「牛のゲップ(成分は殆どメタンガスだ)が温暖化ガスでもある。だから牛の飼育を削減する必要がある」などと飛んでも理論まで展開している。確かにメタンガスもCO2と同様な温室化効果があるが、それは大気中の最大の温室ガス・水蒸気と比べれば誤差の範囲だ。

 もしも地球が温暖化しているとしても、その元凶がCO2だとは証明されていない。気候科学者の大半は温暖化ではなく、地球は寒冷化へ向かっている、と研究成果を発表している。しかし日本のマスメディアは殆ど取り上げない。
 そして温暖化と寒冷化とを比べれば、温暖化は農産物の量を増やすが、寒冷化は農産物の生産性を著しく阻害する。日本の歴史上の飢饉はすべて「冷害」によるものだ。地球温暖化は決して悪しきことではない。

 それにしても「CO2温暖化」を「温暖化効果ガス」と言い換えて言葉からCO2を消したのは必ずしもCO2濃度が温暖化とは、近年の平均気温を見る限り相関関係がないと判明したからだという。それでも執拗に「温暖化」と叫ぶのは彼らが流したプロパガンダが人類に浸透したからだ。
 つまり人類の大部分が思考回路を停止して「ヒステリー症候群」に陥っているからだ。中世で宗教裁判が行われ、女性が「魔女」として火炙りの刑に処せられたのと少しも変わらない。現代は科学の時代だと思っている半面、人々は占いを信じ、新興宗教で人殺しまで働き、そしてCO2を現代の「魔女」に仕立て上げている。もしも大気中から一瞬にしてCO2が消滅したなら、光合成をしている殆どの植物は死滅する。そして人類は未曽有の飢餓地獄に陥る。そうした簡単なことすら想像できないほど、人類は深刻な集団ヒステリー症候群に陥っているようだ。

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