環境問題を論じつつ、原発促進するいやらしい利権亡者たち。

<スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)は22日、米下院監視・改革委員会の環境小委員会が開いた公聴会にオンラインで参加し、化石燃料関連の産業に対する政府の優遇措置を「恥ずべきことだ」と強く批判した。「いつまで気候変動の危機を無視し続けられると思っているのか」と述べ、早急な対策を求めた。

 グレタさんは温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の約束を守るためには、化石燃料を使う産業への補助金を今すぐ打ち切らねばならないと指摘。議員らに対し「今は何もせずに逃げ切れるかもしれないが、遅かれ早かれ責任を問われるだろう」と強調。さらに、若者は議員らの取り組みを注視しているとし「賢い選択をすべきだ」と迫った>(以上「産経新聞」より引用)




 地球上で恐竜が闊歩していた6500万年以上も前、大気中のCO2濃度は現在の約20倍だったといわれている。その当時の恐竜も巨大だったが、植物も巨大だった。その巨大な動植物を育てた要因の一つがCO2濃度だったといわれている。
 いうまでもなく、光合成をする植物やバクテリアや珊瑚にとって、CO2は基本をなす食料だ。有機物の定義がC化合物を含有すること、となっていることからもお分かりのように、ヒトを含めてすべての生き物はCを体内に取り入れて骨格などの生命体を形成している。

 そのCO2が大気中からすべて失われるとしたら、その時は地球上のすべての「有機物」生命が死滅する時だ。現在の大気中CO2濃度は0.037%ほどで、このまま減少するとしたら2,000万年後に大気中のCO2濃度はゼロになるという。
 地球が誕生してから約64億年、そして光合成するバクテリアが地球上に誕生してから約20億年。それで当初大気中に20%もあったCO2が現在では0.037%になった。そして五年前から太陽活動が停滞期に入っていて、あと三年もしたら、その影響が地球の温度変化に現れて「寒冷化」するだろうといわれている。

 相変わらず「スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)は22日、米下院監視・改革委員会の環境小委員会が開いた公聴会にオンラインで参加し、化石燃料関連の産業に対する政府の優遇措置を「恥ずべきことだ」と強く批判」しているようだ。彼女は誰からCO2地球温暖化説を吹き込まれたのか知らないが(少なくとも、彼女が気候学者となって地球気候変化を万年単位で大局的に学んだとは思えない)、彼女のヒステリックな言辞には哀れさすら覚える。
 地球温暖化を仕掛けた利権者たちの口車に乗って、世界各地の「地球環境会議」で雄叫びを上げている。引用記事では「グレタさんは温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の約束を守るためには、化石燃料を使う産業への補助金を今すぐ打ち切らねばならないと指摘」したというが、その科学的根拠は何もない。

 原子力マフィアが原発利権を巡って駆け引きをしているという。日本でも原発再稼働を要請する経済団体の動きが報じられている。地球環境に10万年単位で負荷を及ぼす放射性廃棄物の処理をどうするのかすら見当もつかない原発を再稼働や増設してどうするというのだろうか。
 省資源は推進すべきだが、意味のない環境保護には断固反対すべきだ。日本でもレジ袋廃止などは意味がないだけでなく、石油を精製すれば必ず出るエチレンの最もクリーンな有効利用としてレジ袋は登場した。それ以前は石油精製工場で高い煙突を建てて、そこで燃やしていた。石油コンビナートで巨大なローソクのように見えた炎はエチレンを無駄に燃やしていたものだ。

 大気中のCO2濃度が低くなったのも生物が巨大化しなくなった一因といわれている。光合成植物などの存在に必要なCO2濃度の閾値が何%か判らないため、ゼロになる前に突然世界中の植物が死滅しないとも限らない。大気中のCO2濃度がゼロになると予測される2000万年後ではなく、近未来に突如として植物やバクテリアが死滅しばしないとも限らい。
 現在の大気中のCO2濃度は0.037%だ。極めて低濃度といわざるを得ない。その濃度を問題として、原子力発電装置の建設を促進するとしたら、環境問題として本末転倒ではないだろうか。未来の人類に放射性廃棄物という大きな負荷を残すだけの原子力発電に対しては反対するしかない。

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