「真実不虚」

  般若心経の一節「能除一切苦」に続いて「真実不虚」という一節がある。般若心経は最も短い経典だが、すべては「空」だと教えている。全宇宙を以てしても「空」だという。

 だからあらゆる物欲も空しいものだ「無色無受想行識」と説いている。何度もこのブログに書いたことだが、数えきれないほどの部屋数の大豪邸であっても、そこに暮らす人は同時に一室しか使うことは出来ない。いかに山海の珍味を食卓に並べようと、人は「腹いっぱい」しか食べられない。よって日本には「起きて半畳 寝て一畳 天下獲っても二合半」という言葉が江戸時代からある。


 その言葉は「人というものは起きている時はせいぜい半畳しか必要ないし、寝ても一畳の広さがあれば良い。それ以上でもそれ以下でもない。ましてや天下人であっても一日に食す飯は二合半だけだ(物欲にまみれても人は人としての「分」が定まっている)」といういみだ。

 たとえ高級車を10台持っていようと、一度に乗れる車は一台だけだし、公道を走るには他の車が前を走っていれば、その車に付いて走るしかない。前の車を推せば「追突」という事故で罰を受ける。


 米大統領選の結末はまだ出てないのだろうが、日本の主要マスメディアは既にバイデン氏に決したかのような解説や報道をしている。就任式も済んでバイデン氏はホワイトハウスの執務室にいるではないか、と主要マスメディアは国民に既成事実として洗脳している、かのようだ。

 しかし、それは真実だろうか。いや、私が2020米大統領選は不正選挙で乗っ取られたのが「真実」で、主要マスメディアが報じている世界こそが「虚構」の大嘘なのではないか。テレビを観ていると、トランプ氏こそが大嘘つきの連邦議会へ突入を使嗾する「凶暴な危険人物」に見えて来るから不思議だ。


 だが、ネット上に現れた「真実」は決して消えない。トランプ氏が戦い、そして今も戦っているのは「裏で国家を支配する」DSだ。そのDSの支配下に米国主要マスメディアも接戦州の議会も州務長官も州知事も最高裁判所判事たちも、そして憲法最高裁判氏を判事たちも、すべてDSの支配下にあってトランプ潰しに狂奔している、としか思えない。

 つまりトランプ氏こそが中世の宗教裁判に懸けられたガリレオ・ガリレイであって、DSこそがキリストの名を騙って中世世界を操っていた「宗教指導者たち」ではないだろうか。それならば私たちは強い意思を持ってトランプ氏を支持し続けて、DS支配の世界を終わらせなければならない。


 「真実不虚」の言葉に対峙する言葉はゲッペルスの「嘘は大きいほど良い。大きな嘘も百回も唱えれば真実になる」だ。そうした手法でヒトラーは合理主義者のドイツ国民を洗脳した。嘘を百回も吐き続ければ「真実」になる、とゲッペルスは言ったが、それは誤っていた。ドイツ国民と世界人類を悲惨な運命に導いただけだった。

 米国のウォールストリートに巣食っているDSたちの支配する世界はもちろん全人類にとって良くない世界だ。世界中の富をDSたちが独り占めする世界でしかないからだ。


 「真実不虚」だ。真実は虚しくない、実態を伴った強いものだ、と経典は説いている。その通りだと思うし、世界はその通りでなければならない。いや、必ず真実を覆い隠して自己中心の世界を人類に強制している人たちは「真実不虚」の言葉の前に崩れ去る運命にある。

 かつて中世世界が「真実」だとしていた天動説も、ついには真実の前に崩れ去ったように。2020米大統領選は不正選挙で、それは民主主義を破壊するものでしかない、という真実の声を私たちはあげ続けなければならんない。かつてガリレオ氏も「真実不虚」の信念のもと「それでも地球は動いている」と呟いたのではないだろうか。

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