米国はトランプ・ロスに陥る。

  未だに信じられない。トランプ氏が2020米大統領選で負けたとは到底思えない。選挙期間中の一日に数ヶ所を飛行機で巡り、各選挙集会場に万余の熱狂的な支持者を集めたトランプ氏が、選挙期間中にも拘らず自宅地下室に籠ってみたり、選挙ぬ集会を開いたも集まった支持者がたったの数十人と日差しい限りの選挙運動を展開していたバイデン氏が、トランプ氏を遥かに超える投票数を集めて大勝利をおさめるとは、悪いジョークでも見ているようだ。

 そして各接戦州で湧き上がった不正選挙疑惑と、それを証するに十分な証人と証拠があって、さらに投票機ドミニオンの投票詐欺ソフトが証明されても、各州の裁判所判事は金縛りにでもあっているかのようにマトモな判断の一つすらしないで「門前払い」の提訴棄却を叫び続けた。その挙句、不正選挙は憲法に悖ると提訴したテキサス州の訴えにも、連邦最高裁判所の判事たちは「テキサスに他州を訴える権利はない」と荒唐無稽な判断により門前払いを喰らわせた。


 米国は各州の州務長官や州知事、さらには州議会議員諸氏までオカシくなっているのみならず、連邦議会の議員諸氏まで「不正選挙」の摘発に対して民主主義の根幹を揺るがすものとして「選挙監査委員会」などを議会内に設置して、議員諸氏が合衆国憲法に則った選挙が実施されたのか否かの検証作業すらしないで、全米各州から送られた選挙人投票を容認してしまった。

 なんと杜撰な国だろうか。いやしくも不正選挙が疑われた2020米大統領選の結果を「正式な大統領選び」として受け入れる米国議会のあり方そのものに仰天する。彼らの社会規範はそれほどに劣化しているのだろうか。日本であれば登録選挙人よりも120万票も多い投票があれば、有権者から轟々たる非難の声が上がるだろうし、選挙管理委員会は決して「正式な選挙」とは認めないで「選挙無効」が決定されるだろう。しかし、米国は日本とは全く異なるようだ。


 日本ではIRに関して中国企業から500万円の収賄を受け取った政権与党の国会議員が逮捕され辞職に追い込まれた。米国では副大統領が息子の関与する投資会社に10億ドルを超える資金投資があっても、何ら罪を問われることはないようだ。そうした証拠は既に一年以上前からFBIにもたらされていたようだが、FBIも司法省も捜査した痕跡はないという。

 その元副大統領がバイデン氏だ。彼が米大統領になって何をするかは明らかだ。当然、トランプ氏が進めていた対中デカップリング策は廃棄され、オバマ氏が採っていた対中親和策へと舵を切られるだろう。カネ儲け至上主義の亡者たちは欣喜雀躍だろうが、それは日本にとって軍事的脅威が増すことでしかない。


 バイデン氏は日本が中国に呑み込まれようと気にしないのだろう。米国が中共政府に乗っ取られようと、呆けた彼の頭脳は「警戒信号」すら発しないだろう。米国民はDSの奴隷と化して、貧困の道へと歩み続けるだろう。それはトランプ氏以前の米国政治の復活でしかない。

 パリ協定に復帰し「地球温暖化」を理由に化石燃料を悪役に仕立てる政策こそ「ポピュリズム(人気取り政策)」だ。バイデン氏は幼稚で非科学的な「ポピュリズム」に前のめりになって、米国の利益を大きく棄損するだろう。それでも米国民はバイデン大統領の実現に拍手するのだろうか。


 米国の「民主主義」手法を利用した乗っ取りは成功したようだ。それに協力したのは米国主要マスメディアのみならず、ツイッターやフェイスブックといったSNS、さらには馬鹿げた「棄却」を繰り返した州と連邦の裁判所判事たちと、全く番犬として役立たずのFBI、さらには世界を股にかけて米国民の税金で謀略を繰り広げていたCIAといった、腐り切った米国の社会フレームが米国の民主主義を台無しにした。

 トランプ・ロス、を米国民はこれからヒシヒシと感じることだろう。米国はDSたちの金儲けの道具の一つと化してしまった。米国民の暮らす地ではなく、カネ儲けの場でしかなく、その利用価値がなくなればポイ捨てされる運命があるだけだ。その後に米国を拾い上げて米国民を共産主義の奴隷として中共政府が支配するかもしれない。そうした危険な道へと踏み出したことを、すべての米国民は認識すべきだ。


 麻薬が合法化されたり、同性愛が大手を振って歩けたり、中絶の自由が認められたり、別姓婚が認められたり、警察予算の削減により暴動や略奪が日常化するだろう。しかし何でもありの社会が「自由」なのではない。それは米国民を心地良くさせて支配するための飴に過ぎない。同時に米国民のモラルは地に墜ち、何でもアリの社会では隣人が何をやろうと気にしない。まさに社会の分断や対立といった概念では語れない「崩壊」が全米で起きるだろう。

 民主党政権はまさしく、そうした社会へと米国を歩ませて来た政権ではないか。すでにDSの連中は激しくモラルを喪失している。そのモラルなき守銭奴たちが米国の政治を操る。米国がいかなる時代を迎えるか、大して想像力を働かせなくても、誰にでも少しだけ頭脳を働かせれば見えて来るだろう。バイデン氏が閣僚として招聘している人物を見れば一目瞭然だ。それらバイデン氏の閣僚たちの集合体こそが米国の縮図そのものだ。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。