第三次感染爆発の山を低く抑えよう。
<東京都は、21日午後3時時点の速報値で、都内で新たに539人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1日としては、19日の534人を上回ってこれまでで最も多くなります。
都によりますと、感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女合わせて539人です。
年代別では、
▽10歳未満が11人
▽10代が26人
▽20代が139人
▽30代が110人
▽40代が105人
▽50代が68人
▽60代が36人
▽70代が32人
▽80代が11人
▽90代が1人です。
1日に確認される人数としては、19日の534人を上回ってこれまでで最も多くなります。
また、500人を超えるのは3日連続です。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて3万7317人になりました。
一方、都の基準で集計した21日時点の重症の患者は、20日より3人増えて40人でした>(以上「NHK webb」より引用)
都知事が「五つの小」などと寝言を言っていたが、そんなことで武漢肺炎の感染爆発など防止できるわけがない。片や政府の「GO TOキャンペーン」があり、都独自の「GO TOイート」があって、その上での「五つの小」とは笑止千万だ。
なぜすべての「GO TOキャンペーン」を中止して、都民は三連休を自宅で過ごすように「要請」しなかったのだろうか。そして飲食業者や観光業者には持続化給付金の追加支給を開始しないのだろうか。
都道府県まで政府の「GO TOキャンペーン」に悪乗りして、「GO TO 商品券」などとと称した繁華街への外出促進策を展開しているとは狂気の沙汰だ。感染症の専門医が「GO TOキャンペーン」を中止せよ、と政府に諫言していたにも拘らず、「神のみぞ知る」などと嘯いた担当大臣は即刻辞表を書くべきだ。
菅氏も当事者能力がないと自ら暴露した政治家をいつまで担当大臣にしておくつもりか。そして「経済を回す」と称して「GO TOキャンペーン」を提案し推進した「分科会」も第三次感染爆発を招いたからには「武漢肺炎の感染対策委員会として、不適当な委員会だった」として解散すべきだ。菅氏は「分科会」の委員の人選を誤ったことを国民に詫びるべきだ。
そうした責任の一つとして取らない政府とは一体何だろうか。感染爆発すれば「仕方ない」で、政府が具体的な方策を取らないうちに感染が抑えられれば「政府の手柄だ」と自画自賛するのは筋が違いはしないだろうか。
所用で県内を車移動したが、繁華街には結構な人出があった。昨日は山口県始まっていに意の18人という新規感染患者を数えた。都市部と比較すれば少ないようだが、140万人県民の貧弱な医療体制は崩壊寸前だ。
それらの感染者のケースでは、他の都府県へ移動した者が帰って来て飲食店などでクラスター感染したものが多い。県境を越えた移動は感染拡大させる危険性が高いことを指摘しなければならないだろう。政府の「GO TOキャンペーン」がいかに感染拡大を招来しているか、明確なエビデンスがないと医師会会長は述べていたが「疑わしきは控えよ」だ。
感染拡大が疑わしい政策はすべて取りやめて、厳寒期へ向かうこの時期こそ「検査と隔離」を拡大して感染拡大を抑え込まなければならない。経済を回すと称して経済を潰してしまっては何にもならない。もちろん集客商売も制限緩和に慎重を期すべきだ。