喉元も過ぎてないのに熱さを忘れるイカレた政治家たち。
<国内で6日に確認された新型コロナウイルス感染者は、37都道府県と空港検疫で新たに1143人だった。1日あたりの感染者数は、2日連続で1000人を超えた。死者は千葉や熊本など4道県で計4人だった。
東京都内では新たに242人の感染が判明。重症患者は前日から1人減の37人だった。都によると、感染経路別では家庭内が最多の31人で、施設内が22人で続いた。全体の6割超に当たる157人は感染経路が特定できていない。
大阪府の新規感染者は169人。160人を超えるのは、8月21日(166人)以来となった。埼玉県では新たに114人の感染が判明し、1日の感染者数が過去最多となった>(以上「読売新聞」より引用)
国内の武漢肺炎の新規感染者数が連日1,000人を超えている。ことに北海道と大阪の感染数の増加が目立つ。東京も200人越えという感染拡大を示している。
欧米では第二の山が来て、再びフランスでは都市のロックダウンを実施している。これから寒くなると飛沫などで拡散した武漢肺炎ウィルスの生存期間が14日前後まで長くなるという。つまり、それだけ感染拡大しやすいということだ。
しかし菅自公政権は「GO TO キャンペーン」を見直そうとしない。そればかりか地方までも「GO TO ○○」とかいう販売促進のクーポンを競って販売している。感染症の蔓延を招く政策を政府と地方が躍起になって促進している図は狂気の沙汰だ。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、というが喉元も過ぎていないのに、感染拡大を「経済を回す」だけを正当化の切り札として、人命軽視の政治に国も地方も狂奔している。「経済を回す」ことさえ出来れば、多くの国民が長引く武漢肺炎禍に職を失い生活苦に陥っているにも拘らず、再び救済の手を差し伸べようとしない。
富める者が補助金を手にして旅行したり、買い物に街歩きして「経済を回す」政策に協力している、と胸を張る。実態は武漢肺炎ウィルスを撒き散らすのに一役買っているということに気付かないのだろうか。
なぜ政府も地方も徹底した「検査と隔離」を実行しないのだろうか。こうした深刻な事態にあるにも拘らず、政府は海外渡航を緩和しようとしている。あるいは外国人に来日緩和を実施しようとしている。正気かと政府与党に聞きたい。