国家は国民を守る「家」でなければならない。

 <中国の習近平国家主席は23日、北京の人民大会堂で開かれた中国軍の朝鮮戦争(1950~53年)参戦70周年の記念大会で重要演説を行った。習氏は、米国の圧力に屈しない中国側の姿勢を強調した上で、蔡英文政権が率いる台湾への武力行使を念頭に「祖国の神聖な領土を分裂させるいかなる勢力も絶対に許さない。中国人民は必ず正面から痛撃を与える」と威嚇した。

 習指導部は25日の参戦70周年を前に、当時のスローガン「抗米援朝(米国に対抗して北朝鮮を支援する)」の宣伝キャンペーンを大々的に展開。米中対立が激化する中、トランプ米政権に対する国内世論の反発をあおり、党中央の求心力を高めようとしている。

 習氏は演説で、朝鮮戦争当時の米中両国は国力差が巨大だったにも関わらず、中朝両軍が「米軍の不敗神話」を打ち破り、「尊大な侵略者」に停戦協定を結ばせたと主張。「偉大な抗米援朝の精神は、時空を超えて永遠に受け継がれる」と述べ、中国側の対米強硬姿勢を誇示した。

 さらに、トランプ米政権とその対中政策を念頭に「現在の世界では一国主義や保護主義、極端な利己主義は全く通用しない。恫喝(どうかつ)や封じ込め、極限の圧力も通用しない」と牽制(けんせい)した>(以上「産経新聞」より引用)




 習近平氏は人民大会堂で「米国の圧力に屈しない中国側の姿勢を強調した上で、蔡英文政権が率いる台湾への武力行使を念頭に「祖国の神聖な領土を分裂させるいかなる勢力も絶対に許さない。中国人民は必ず正面から痛撃を与える」と威嚇した」という。さらに朝鮮戦争を回顧して「朝鮮戦争当時の米中両国は国力差が巨大だったにも関わらず、中朝両軍が「米軍の不敗神話」を打ち破り、「尊大な侵略者」に停戦協定を結ばせたと主張。「偉大な抗米援朝の精神は、時空を超えて永遠に受け継がれる」と述べ、中国側の対米強硬姿勢を誇示した」というから病膏盲だ。

 時代は変わっている。世界大戦に次ぐ朝鮮半島の戦争、という極限状態の当時と平和な消費者内に発展した現在とでは社会状況が丸で異なる。それとも習近平氏の頭の中は1950年代の朝鮮戦争当時のままなのだろうか。


 さらに習近平氏は「トランプ米政権とその対中政策を念頭に「現在の世界では一国主義や保護主義、極端な利己主義は全く通用しない。恫喝(どうかつ)や封じ込め、極限の圧力も通用しない」と牽制(けんせい)した」というから、どっちがだ、とお言葉を返すしかない。

 近隣諸国を侵略し近隣諸国民の文化と言葉を一掃して、さらに近隣諸国民までをも丸ごと漢民族化しようとする人類史に特記されるべき悪行の数々を働いている中共政府こそ自己批判すべきではないか。習近平氏の自己中心主義は病的な段階を通り越して狂気そのものだ。


 中共政府の中国は分裂すべきだ。内モンゴル「自治区」はモンゴル人に返し、新疆地区はウィグル人に返し、そしてチベットはチベット人に返すのが先決だ。

 更にいえば、言語が通じ難い華南と華北とも別の国になった方が良い。文化も風土もまるで異なる地域が一つの国である必要があるだろうか。もちろん万里の長城以北の旧・満州国ももとより漢民族が支配する地域ではなかった。女真族などの満州人に返すべきだろう。


 習近平氏は「内部循環経済」と称して、改革開放以前の40年前に戻すという。バカバカしい政治家は日本だけの専売特許ではないようだ。

 歴史が逆流した例は過去に一度もない。ソ連が崩壊したように、中共政府の中国も崩壊するのが歴史的に最も妥当な見方ではないか。中共政府の中国内に発生している内部矛盾は崩壊以外に解決策はない。国家が国民を閉じ込める「檻」と化しては世も末だ。統治者として終わっている。国家は国民を守る「家」でなければならない。

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